へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

なれるものとなりたいものと・欲望の行方・漫画を読んだり・レビューリバイス授業をしたり・

会う人会う人教授になれと言われて、ならなきゃいけないのかなぁとか思いはしたけれど、まだなんとなく人生の目標をそれにおけない自分もいる。
確実に実験やる暇はなくなるしなぁ、いまもほとんど手を引いているようなものだし。
できなくなることばかり考えてるとつまらんわけで、じゃぁ教授になったら何をやるか考えてみようと思うのであった。
天啓のひらめき、そうだ猫を買おう=^_^=
それかい、ってところだが、まぁ悪いモチベーションじゃないかな、猫の写真を撮って余生を暮らすわ、二匹くらい飼えるな。
その前に国家試験の資格をとらんとあかんやろ、と言われ、まぁどこにそんな暇があるんだと思いはしたが、勉強は開始している、開始しているんだ・・・
獣医学部なんて問題にならないほど、薬学部は乱立しようとしている、チャンスといえばチャンスなんだが、けして国家試験合格者が増えるわけではないのは注意である、競争は激化するだろう。
先生の募集も当然、臨床経験のある方優先とか書いてある。
まぁわかるんだが、問題なのは薬剤師になるような学生はカリキュラムをこなすのに四苦八苦で、基礎研究ができるのは薬剤師になれない学科の学生さんの方が多いということ。
じゃぁ薬剤師になれない学生さんはこれから薬学部で教員になれないのかなぁというのは、教えている身としてはジレンマを感じる。
薬学部教員になるための国家試験があっても良いんじゃないだろうか。

そういえばこんな漫画を読んだ。
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なんだろう、面白いというか、すごく好きなタイプの漫画だった。
多分この先何回か読み直す漫画のひとつかな。
赤毛のアンに少し似ているかなぁ。
自分でなく、ヒトが見る夢が楽しいと思えればそれはちょっとした幸福なんだろう、やや孤独な私は思うのであった。

論文は諸事情でもう一か月伸びることになった。
まぁこれは元PIに負けてしまった。
免疫染色の図の作成の仕方に自分の致命的なミスがあることを指摘され、全とっかえに近い直しをせねばならなくなった、まぁ私が悪かった、悪かったけど、早くいってほしかった気はした、負けず惜しみやな。
なんだろうなぁ、一度かたくなになると人の意見が素直に聞けなくなるなぁ

これスポで論文を書いたら、結構いろんな会社からスパムメールが届くようになった。
まぁ割と微妙なきぶんではある、ある一定以上の論文を書かないと、お金が出ていくばっかりだよなぁ。
スパムメールじゃないけどレビュー依頼も一本来て、題名と主題が乖離しているから書き直して再提出、って返信送ったらそのまま通りやがった。
もう一人のレビュアーも酷評だったのでまぁわらった。
じゃぁレビューに回すなよ・・・査読ありって言いたいだけなのかなぁ、ちゃんと読んだ時間を返してほしい。

時は過ぎゆくわけで、授業も1Qが終わって、小休止に入った。
自分のはたぶん面白い授業の部類には入るんだろう、でも学生に必要な知識を過不足なく教えてるんだろうか、そんな不安にとらわれる日々ではあり、教科書と指導要領みたいなのとにらめっこしていたが、2週間ほどのんびりひびが過ごせそう。
躁状態でもあり、結構色々な実験系が思いついて、弟子たちにサクサク投げ渡した。
自分の才はおそらく既知の系を調べ上げ、現在の問題に対し、有効な実験系を考え付く所にあるのだろう、応用の才である。
昔からそれはあると思っていた。
そして致命的なことに、悲しいほど実験の才がないのだ、同じことを同じようにする能力である。
ただ、これは弟子が使えるとそこまで悪く回らないということに最近気づいた。
あとはもうちょっと、論文の格を上げる大局観を鍛えないとなぁ。

自分の論文をうっちゃってヒトの論文の話もするべきじゃないんだけど、この論文は正直何が大事なのかよくわからなかった。
よくわからん理由の数々を並べたら剣呑だけど、人に外挿できるんですか?ってのがめいんかな、あ、ブーメランだわ。
何をねらってこの研究やったんだろう、むしろちょっと興味あるわ。