へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

なんとか帰って・考えるもの・Exosomeの放出コントロール?・ポカ

帰国したら成田で足止めを食ってかなり苦労した、岡山から海外って難しい。

弟子の方が旅慣れしていて、よっぽど役に立ったのだった

とっさの判断ができない事を痛感、出来る男にゃ程遠い。

 

センチになったけど、それでも古巣でブラブラしていたら気楽な気分にはなった。

別になにか怨念が消えた-とか言うことも無いのだし、あんまり俺は変わった!とかは思うまい。

学会出て、マイナーな興味は引いたが、興味的にはメジャーには程遠い。

井の中の蛙大海を知らずを知るのが学会かな。

後輩たちはどんどん成長しているのに、積み上げるものがあまりなかったのは焦りを感じる、まぁ器は小さい。

 

なにくそ、論文出すぞ、と弟子と議論しながら論文の構想をねりながら帰った。

今やっているテーマを片付けた次に何をやっているかだよなぁ。

系をうまくつないで、別の疾患に応用してつなぐのか、もしくは興味のあるテーマで初期検討を始める等するのか、次の一手を考えなければならない。

今研究しか無いから、ロマンのある研究を考えてみたいなぁ

病気が治る!これまでわかっていなかったブラックボックスの解明!新技術開発!

そういう広い視点が持てるようになりたい、そういう意味では学会参加って重要。

 

拾った話題で面白かったのが、電気刺激依存的なExosome放出って話。

BioRexivに論文あり

Programmable Modulation for Extracellular Vesicles

電気刺激によりExosome放出がコントロールできるというお話で、ピッと電気刺激をしたらピピッとベシクルができて、ピピピっと外部に放出されるあたりが見た目面白かった。

Exosomeの性状や、Exosomeの強制誘導による実験への応用、色々使いみちがありそうな研究であった。

この辺のシグナルメカニズムの誘導は研究する価値のある分野かな。

 

帰ってみたら、科研費申請でポカを一つしていて、青くなっている。

まぁ礼儀の問題なんで、なんとかはなりそうだけど、へこむなぁ。