へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

咳止めも変わる

ううう、と唸るのであった。

師走は忙しい。

 

疲れるとたまに聞きたくなる曲はある

www.youtube.com

歌とか物語の世界にしか無いものを聞いているのかもしれないが、普通に世の中に良いものや、愛があるのが感じ取れるのは悪くないものだ。

シカゴでKOKIAをずっと聞いてた時期があった、まぁそれもいい状態だったのかはわからないが。

もう一度KOKIAのコンサートに行きたいものだ。

 

リウマチは結構面白く授業スライドを作ったんだけど、呼吸器は今ひとついいアイデアが沸かない。

ルノアールが晩年リウマチで苦しんでたとか知って、ほへ-と思って取り入れた。

手に筆を縛り付けて絵を書いていたらしい、泣ける。

喘息あたりはもうアレルギー・免疫で語り尽くした感もあり、呼吸刺激薬もほぼ復習であると言え、うーん新味がないなぁ。

コロナ禍のなか微妙に咳止め等に変化が出ているのはちょっと面白いと思った。

世相で薬の成分も変わるのね。

prtimes.jp

だいたい風邪薬にはNSAIDsが配合されているものだが、実はあまりウイルス感染と相性が良くない。

理論的にはプロスタグランジン産生を抑制し、ロイコトリエン有利に傾き、アレルギー様反応を助長してしまう可能性がある(あくまで理論上だが)

ニュース上では小児に使われるイブプロフェンを含め、強めの論調で使用に注意が叫ばれているが、大きく副作用などが現れるわけでもないようで、ワクチンの副反応にNSAIDsを使っても問題はなかろうと思う。

 

まぁ無難にはNSAIDsの代わりにアセトアミノフェンが使われることになる。

抗炎症作用はほぼない(プロスタグランジン産生抑制効果がない)が、中枢に働きかけ解熱・鎮痛があるとされる、がいまだよく作用点がわかっていない薬物ではある。

副作用は少ないから使いやすいは使いやすいということになる。

咳止めはコデインの代わりにデキストロメトルファン濃度を高める、まぁ中枢作用は弱くなるのか。