へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

猫なら3割引き・あいのこ・大学ランキング・グルコセレブロシダーゼターゲットでパーキンソン病の創薬へ・その研究は大地を砕く・パーキンソン病関連遺伝子Parkinは自然免疫に重要かも

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ああ、季節外れ、そしてあんまり面白くない。
だけど猫だからよし
ああ、猫飼いたいなぁ

ちょっと忙しくて、走れない。
なんか帰るとドロっと疲れがでる。
溜まっている仕事を片付けていかないとイカンなぁとは思うので、実験をそろそろ止めなきゃ。

イルカとクジラの交雑種がいるんじゃないかという話題があった、
ちょっとびっくり
どうも交雑という説と、迷子になったくじらの子供がイルカの群れで育てられているという説があるみたい。
でも実際に交配して子供が生まれた例もあるみたい
系統樹をみても結構近いみたいですね。
異種交配としてはラバくらいしか思い出せんなぁ
馬とロバのあいのこ。両者のいいところを受け継いでいるそうです。
Wiki見てたら、逆のケッティってのもある。
この子たちは不妊である場合が多く、遺伝学のいい勉強になります。

世界大学ランキングなんてのが発表されてますな
じつはもう東京大学はアジアのトップではなく、シンガポール大学にその座を奪われています。
悲しいかな少子化により母数が少なくなると、やはりレベルも下がると考えるべきか。
東京大学が、海外の学生を取り込もうとしている傾向もやんぬるかな。
ちなみに一位はMIT。栄光のケンブリッジはジリジリと位置を下げているのです。
シカゴ大は9位だからなぁ、大したもんだ。
学術機関アメリカランキングでは、なぜかプリンストン一位なんですが、集計方法が違うんでしょうね

さーてサイエンスネタ、なんかあるのか
ああ、そういえば、グルコセレブロシダーゼがパーキンソン病リスクファクターとして同定されておりますが、ターゲットとして開発を進めるらしいですな。
グルコセレブロシダーゼはLysosome活性に重要だが、活性が落ちるとパーキンソン病病因遺伝子αSynucleinが増えて、多分毒性
Lysosome活性を取り戻せ、そんな感じでαSynucleinを溶かすのです。(いい加減だ!)
Synucleinが引き起こすLysosome不活化とか無いのかな、それなら創薬ターゲットにはなりそうなんだけど、活性が落ちているものを取り戻すのはなかなかに難しい

ってな題名ニュースで、めちゃくちゃ全く大きく出たもんだ、でもBrainうーん
驚天動地の発見とかいうニュアンスかなぁ、内心これはもしかしてオチがあるんじゃないかと思って(土中1000メートル以下から発見されたとか)、読んでみたけど、無し。読んだ時間返してちょ。
論文自体はスクリーニングして、LARK2によるミトコンドリア毒性を下げる薬があったよ-というくらい。
コレステロールっぽい構造のウルソコラ酸とかなんとか。もう市販されている薬ってのがウリらしい
モデルマウスで効いたら起こしてちょ、
だってDimebonだめだったじゃん。細胞系でミトコンドリアスタビライザーって胡散臭い
Ground breaking researchの称号がこれでもらえるなら、最上級はなんだろう、Shooting star developmentとかだろうか

そういえばParkinson病因遺伝子Parkin。
幾つか顔があって、肥満に関わるというNewsもありました.
Natureに今度Innate immunity(自然免疫系)の防護に重要というお話が出てきたようです
かしこいわ。Parkinはパーキンソン病の他に、細菌感染のリスク因子である可能性が示唆されており、Parkinをノックアウトしたマウス、ショウジョウバエで大きく感染防御力が低下。
おもにはミトコンドリア除去に関わるAutophagyの一種、Mitophagyという機能が抑制された事による抗原の分解阻害であるような(ないような)
ぱーきんそん病発症にも関わりがありそうなお話です。でもあんまりパーキンソン病だから感染症がひどくなるという話は聞きませぬが