そんなに悪いことしたのか。すみませぬ
しかし血圧健診自信がないのですよ。
血圧と聞いただけで胸がドキドキする、これが鯉?
いや恋って書きたかったんだけど・・・変換で鯉が上位に来る所がなんかダメさを醸しだすなぁ。
カープが悪いんや
この期に血圧の下がるお茶とかの効果を試そうかと思います。
涼しくなったせいか、体重が減ったせいか、ランニングタイムがぐんぐん上がり始めました。
下がり始めたがただしいのか?
土曜日にOB会?をやるので、ランニング仲間を集って、今冬くらい大会をサクサク走ろうかと思います。
今日は色々論文を読む日々でした。暇や無いんやで。多分
RNA splicingというのは、核酸の情報を元にメッセンジャーRNAが作り出されるのですが、情報としては要らない部分も多かったりするので、スプライシングという要らない情報をカットする機構が必要となります。
面白いのはスプライスのされ方は細胞の性質、状態に依存する場合があり、同じ遺伝子型から色々な機能をもつタンパク質ができます。
典型例は万の顔をもつDSCAMでしょうか
最近はRNAの修飾機構を司るFUS、TDP43が、ストレスを受けた神経細胞に蓄積したり、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病因となることがわかっており、一つRNAの成熟機構の障害というのも神経変性疾患に関わるという仮説が確立しつつあります。
今回ADでも同様に、U1系スプライスソームが細胞内で凝集していることはなかなかに示唆的です。
一方で、この論文ではアルツハイマー脳でRNAの成熟に不全が起こっているという方向性のデータが出されてはいるのですが、今ひとつピント来ない点も多く、どちらかと言うとストレスリスポンス、原因ではなくて結果じゃないかしら?
かなり面白かったのでなんでPNASなんだろう?とか思いました(PNASも良い雑誌だけど)
久しぶりに基礎の論文を読みました。脂質トラフィック分子の発見
Nature
脂質というのは主にERで合成されますが、その後各小器官に運ばれなくてはいけません。
大体は脂質膜ごとに運ばれる小胞輸送により運ばれるのですが、脂質に特異的に結合し、運搬を行う輸送担体となるタンパク質も存在します。
今回は合成脂質小胞を用いて、かく候補輸送担体を組み込み、各脂質との結合をスクリーニングするという手法が取られています。
この因子はERと形質膜が近接する領域に局在し、ERでできたPSを直接形質膜に輸送するようです。
そんな輸送形態もあるんだなぁ、勉強になった
ちなみに哺乳類にも保存性有り
おもしろかった。たまには他分野の論文も読まねばいけませんな。
もう一つPSD95というシナプス後膜に存在するタンパク質で、マイクロドメインに局在することにより、いくつかのタンパク質を惹きつけ、足場となることでシナプス入力を調節するような遺伝子があるのですが、そのPSD95のマイクロドメインへの結合はパルミトイル酸という脂質が結合するということが重要であると考えられてきました。
今回、PSD95のパルミトイル化されたもののみを認識する抗体部位を、ファージディスプレイにより作成し、細胞内のパルミトイル化されたPSD95を可視化した、といういかにもJ cell biol好みの論文もおもしろかったです
これは深田研、パルミトイレイションの老舗ですなぁ。
パルミトイル化の検出抗体作るという所がすごいです、どうも大きく構造が変わるため出来たみたいですが。
神経細胞の活性によりパルミトイレイションの活性が変わり、PSD95の局在も変わる、そしてもしかしたら記憶形成等につながるのかもしれない。いやいや、面白い。