へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

モンテ・クリスト伯を電子書籍で読むには・論文書きで馬謖を切ったり鶏肋食べたり・パルミトイル化と学習・iPSの存在でガンが促進する場合もある??

復習、復習するのです・・・
モンテ・クリスト伯が読みたくなって、岩波の電子書籍無いかなぁって探してみたら、どうも日本系の電子書籍企業にしか卸してないみたいですね。
まぁ一律に全部Amazonで売ってるというのも一人勝ちみたいでイカンので、こういう選択制というのも必要なのかもしれない。しかし楽天は無い、アーメン。
しかし強気の電子書籍=紙の書籍の値段。勘弁して。
モンテ・クリスト伯一巻900円くらいするって、随分本の値段も上がったもんだなあ。
でもモンテ・クリスト伯最高です、ロード・オブ・ザ・リングみたいに三部作で映画化しないかしら。
実は密かにアニメ化されてます、デフォルメすごかったけど。
何年かに一回読みたくなる本としては、他にはロビンソン・クルーソーとかあります。
あれ読むとウミガメをスープにしたくなります。
ちなみにウミガメのスープという変なクイズがあります、これは推理問題としては反則やね
論理クイズ集のサイトがあったのでチラチラ見ました、一休さんかいな

データをバサバサ切り始めました。
まぁ手始めとして、フルでFigure使った論文書いてみるのも、ボスにどのデータあるか覚えてもらうためには有効だと思いますが、投稿論文としては、Cellにでも出すのじゃないなら、テーマに沿ったFigureを論理にあった並び方をしてもらうほうが、読むヒトも、書く人も幸せってもんです。
自分で出したデータはなかなか省き辛い所はあるんですが、泣いて馬謖を切るのです。
だって馬謖いらないじゃん
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なんでこんな絵落ちてるんだろう、まぁ馬謖は切られてもしょうがないわ。
あふれる三国志愛、ああ、横山光輝三国志読みたい、でも全巻買うと18900円でございます・・・意外に安いな。
人形三国志を見ながら父に、鳳雛と伏龍両方いるんだから、劉備が天下とるんだね!といったら実に微妙な顔をしていたのが記憶に残っています。
むしろ三国どこも勝たないしなぁ。
何の話だっけ?論文?鶏肋な感じです、イエヤ。

イデアや記憶が生まれる時、まぁ色々な現象が起こってるんでしょうが、その現象の一つにタンパク質の脂質修飾(パルミトイル化)があるんじゃないかって論文をチラチラ読んでました。
Nature Neurosci
パルミトイル化、色々あって色々やめてしまった経緯もありますが、もう少し突っ込んでも良かった。
まぁ、なんでもできる病はいけません、多分やっても何も出なかった気がするし。
この論文では、マウスが学習するときに、デルタカテニンというタンパク質がパルミトイル転移酵素DHHC5によりパルミトイル化され、シナプス可塑性を調節するとのことです。

細胞膜は脂質の二重膜で形成されていますが、実は一様でなくて、Sphingolipidという脂質類とコレステロールで形成されるマイクロドメインが筏のように漂っている(ラフトという考え方ですが)事が知られており、このマイクロドメインにタンパク質が集積することにより、色々なシグナルトランスダクションが生まれる仕組みになっています。
パルミトイル化が起こることにより、タンパク質がよりラフトライクなマイクロドメインに移行しやすくなり、シグナルが生まれると考えられます。
デルタカテニンとアルツハイマー関係あるのかしらって調べてたら、アルツハイマー患者の目に溜まるって斜め上の論文を見つけたりしました。うーん関係あるのかな

イムリーなのかどうかわかりませんが、岡山大学の仕事で、iPSによる微細環境の刺激により組織の癌化が起こりやすくなるって論文を見つけました。iPSそのものじゃないけど、iPSみたいな幹細胞があると、組織の癌化細胞の性質が変わるそうな。
うーむ、何を信じたらいいのやらわからんね。Y先生がうんざりされそうだ。
まぁアリっちゃありだけど、さすがに実験系が特殊な印象なので、全部のiPS細胞がガンを引き起こすって話にはなるまい、ああ、iPS作ってみたいな。