これは便利ですなぁ。
ウェブごとメモれたり、ダウンロードしたファイルを保存しておくとか色々便利です。
Sugar syncに同じような機能がつかないかなぁ
でもEvernoteとは住み分けたいような事をホームページに書いていたから厳しいかな
今日は研究報告が有りました。
週末に母親が来たので、あまり悪あがきせずにまとめましたので、えらくいつもと比べて余裕があったのでした。
色々わかったことも多いのですが、表現型があっても論文がかけるとも限らないのは辛い所。
注力するところはここじゃないのかもしれない・・・
でも一つ一つ潰していくしか無いからなぁ。
なんか色々大きな記事がありました
ALSと稀な遺伝性疾患（multisystem protenopathy MSP 筋肉、血管、脳の形成異常が起こるようです）について、RNA結合タンパク質 hnRNPA2B1 や hnRNPA1というタンパク質の変異が見つかったようです。
ねーちゃんじゃなくてNature
ALSの病因遺伝子であるTDP43や、Fusと言ったタンパク質も核内で働くRNA結合タンパク質ですが、こういったRNA結合タンパク質の中に、Prionという狂牛病の病因ににた配列を持つものがあって、毒性が高いものが多いようです。
今回見つかったタンパク質も同様の配列を持っているようで、変異を持つことにより、凝集しやすくなり細胞内封入体を作る。
かなり核内のタンパク質の凝集が悪い事しそうだなぁという雰囲気が盛り上がってきた気もします。
結構核内タンパク質ってのはタイトロープなバランスを持っていて、やれ凝集しやすいというようなタンパク質が出てきやすいのかもしれませぬ。
しかしなんで神経に変異効果が出てくるんだろうか？（今回の遺伝子は筋肉にも影響するみたいですが。ALSより筋肉萎縮症ににてんじゃないか？）
まぁ神経細胞が死にやすいのかなぁ。凝集体を作りやすい何かの機構があるのでしょうか
こういう話をみてみると、変異によって凝集ができる、Gain of functionでALSが起こるような気がするのですが、ドイツのHaass博士の研究室から、ゼブラフィッシュのTDP43類似タンパク質をノックアウトしてやると、かなりシビアなモーターニューロンの脱落がおこる、ALSとよく似たような症状が観察されるそうです。
これはPNAS、大学では落とせなかった・・・(TдT)
うーんまぁでも凝集が起こることと、ロスオブファンクションは必ずしも相反するわけでもないです。
凝集作って核内から追い出されてしまったら、本来の機能を失うのかもしれません。
まぁゼブラフィッシュの表現型が強すぎるので、ALSを表しているのかちょっとわかりません。
ヒトの変異型TDP43でレスキュ～できるらしいしなぁ。
（変異効果は弱いので加齢とともにゆっくり進行するのと矛盾しないという論調らしいですが、どうだろ？
LRRK2自身この代謝機構であるChaperon mediated autophagy(基質が直接Lysosomeに取り込まれて分解される系なそうだ）を司るLysosomeに結合し分解される基質である。
LRRK2の変異体でlysosomeに結合するのだが分解されにくい
他のCMAで分解される基質があるとLRRK2の結合性はかえって高まり、CMAによる分解が起きにくくなる。
と言うことは変異体で大きく落ちるということか
ということで、どうも分解系が大きく障害されるようだ。
パーキンソン病患者、トランスジェニックマウス、患者さんのiPS細胞でもCMAが障害されているとの結果が有り、この機構はパーキンソン病で一般的に見られるαSynucleinの凝集などに関わってるんじゃないか？と言うデータを提示してます。
最後予想で終わってしまうのは若干パンチが効いてない気がしますが、Nature neursciらしいかな
面白そうな論文です。
でもLRRK2変異ってαSynucleinたまるんだっけ。友達に聞いてみなきゃ。
