へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

Aβシードは続くよひと月後も・LRRK2とNotchシグナルとドパミン神経活性

パソコン落として割った。
久しぶりにしてこの話題である。
どうもお金を使わなければいけない時はざっくり来るな

さて日常などにあまり意味はなく。
ああ、そういえば英文校正がやっと始まった。
珍しく急げといわれたので、急いだ。
さていい加減投稿することに成ればよいが

ないな、サイエンスでいくか
謎論文だなぁとおもったけど、タンパク質は、ぼーっとインキュベーションしただけではなかなか凝集しない、そこに凝集の核となるSeedが必要となる、まぁ大抵はβシートガッチガッチな同質タンパク質
核形成フェイズが律速、核を接種するとそのフェイズが飛ばされる
APPノックアウトマウスにAβの凝集体を作るためのSeedを投入
もちろん周りにAPPがないからAβ凝集体の広がりはできないのだが、摂取したAPPノックアウトマウスのBrain extractをTgマウスに注入するとSeed効果が出て、急速に凝集体が広がる、ということで脳内でAβSeedはわりと長持ちするのでした。
そっすか、まぁそうっすよね。
おもろいんかな、これ。
何何したら出なくなったとかやったら意味あると思うんだが。

うむ、なんかNotchシグナルとLRRK2ってあったな
PLOS Genetics
うーむ昔なら関係者に送りそうだが、なんか碓氷峠におとした論文を探しに行くような気分になりそうなのでやめました。
Notchしぐなるではあるけど、そのリガンドのデルタの小胞輸送にかかわる
LRRK2に結合するタンパク質、HECT-type ubiquitin ligase, HERC2, and an adaptor-like protein with six repeated Neuralized domains, NEURL4というのが明らかになっているようで、複合体はDeltaのRecycling transportに関わっているようですね。
LRRK2のPD関連変異でNotchシグナルは一段と落ちるとのこと。
Notchシグナルが落ちるとドパミン神経の活性は落ちるようです、ショウジョウバエメインだけど、ヒト細胞を一部使って手厚くやってる感じですかね。ていうか日本の研究やったわ。