へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

鯉来い請い・・・それは重く早い(ハズ)・書類仕事は山あり谷あり・BBQと苦手なもの・ILEIはTGFβシグナルを仲介してアルツハイマー病を制御しているかも

5月も終わり、鯉の季節も終わった。
ありがとうカープ。短い夢やった(まだ早い?)
ああああ

とうとうパソコン買ってもうた。
ウルトラブックでは出来ることに限界があるのを知りました。
PhotoshopでFigure作ってそれをパワポに貼ると、結構時間くったり、とにかく内蔵ハードが少なくていかん。
今あるウルトラブックで携帯性はあるので、思い切って17インチノートを買ってみました。
超ハイスペックです、3キロあるけど。
十ウン万やけど、Office、Photoshop付き。
タッチパネルもいらん。

え?あの書類出してなかったの・・・
とかまぁ思う時もあるんですが人のせいにしてはいけない。
大分付き合いも長くなってきたから、ちょいちょい思い出した時にせっつかないといけないのわかってるんですが、生来のオシの弱さが事態の悪化に拍車をかけたりします。
面倒なことは忘れがちだし、物事を決定するのには、ちょっとした圧力が必要だったりします。
任せてもらうのにも同意が必要、まぁ上司でもあんまり遠慮したらあかん
しかしあの書類提出されてなかったのか・・・。
2週間前に原案作ったからもう出されてるのか思ってた、というケースもあるかもしれないという架空の話です。
ああああ

週末、昔務めていた大学のBBQパーティーに行って来ました。
ずっとふてくされて実験をしているのが苦痛で、かと言って家でも何もすることのない私。
誰かを誘っても、なんとなく拒否のイメージを拾ってしまうのはネガティブなんやろか
忙しいからまた今度、の今度っていつやねん。
それでも機会があったら外に出る様頑張ってはいます。
でもなんか最近知らない女性と喋るのがすごく苦手になりました・・・どうしたらええんや
男は楽でいいなぁ(好きだという意味じゃないぞ)
近くに居た後輩格の子捕まえて盾にしてました。
ええ子や。
三者がいるとなんとかなるんや。
もう色々駄目だなぁ・・・
それでも、肉めっちゃうまかったのと、ナイジェリアから来た子と久しぶりに英語で喋ったりして楽しかったです
I先生のおへそなんぞもう拝めないかもしれない、カジュアルすぎるぜ
I先生とS先生と仲良く写真とったり、結構感慨だったなぁ、博論でぶっちゃけ鍛えられたりしたけど。

なんか結構読もうと思った論文読んでないや。
久しぶりにγセクレターゼに結合しそうな、修飾因子の話を流し読みしました。
Nature communication
これは面白く読めた。ストーリーがあるといいわ。
γセクレターゼはアルツハイマー病原因因子であるアミロイドβを産生する酵素で、創薬ターゲットと考えられてきました。
γセクレターゼは4種のタンパク質からなる巨大複合体なのですが、活性に最小限必要な4種のタンパク質(Presenilin1、Aph-1、Nicastrin、Pen2)の4神合体の他にも、ミサイルユニットやヘビーガン(よく分からない)のような修飾因子が結合すると考えられています。
今回の報告はNicastrinを発見した研究者の主催するラボで行われた研究で、実にらしい研究。
ILEIというタンパク質が結合するのですが、神経維持シグナルであるTGF-βで発現が制御されるようで、かつ、アルツハイマー病では減少してしまう様です。
うーんTGFβはアルツハイマー病にどのように関わっているか
神経なのか、神経以外なのか、で逆向きに働く印象だけどかなり動いている印象はある。
ILEIを過剰発現するマウスを作成すると、かなりモデルマウスのAβ凝集を抑制する。
ということでILEIの重要性は確からしいし、γセクレターゼの阻害の副作用の原因となるNotchを抑制しないあたりも大変面白いです。
ILEIの主要のADモデルマウスにおける効果が、本当にγセクレターゼ活性のモジュレーションによるものなのか(ダイレクトなデータは無いので個人的にはAβ代謝系やSorting系でも説明できるかなと言う印象)、Notchを抑制せずAPPの代謝を制御する分子機構が不明である、等まだやることあるのかなぁと思いましたが、今後明らかになっていくかと思います。