さすがに昨日のはいろいろ親戚筋に申し訳なかろうと思って頑張ってみたけど、なんかちょっと駄目やな。
私は貝になりたい、そこまでは思ってない、思ってない。
まあ、たまには色々笑い飛ばして生きたい時もあるのです。
Laughter is a tranquilizer with no side effects.
アイが無いわけじゃ無いんだけど、色々表現するのって難しいな。
We waste time looking for the perfect lover, instead of creating the perfect love.
コツコツ人と付き合ってみたかったんだけど、ままならないね
とにかくすみませんでした・・・
ちなみに反省はラットもできるそうです
まぁ昨日ちょっと愚痴ってしまったけど、実験に集中できるのはいい環境なんだよね、あんまり制限ないし。
書類書きなんて自分で気をつけなきゃいけない話だし。
でも学生とくだらない世間話しながら、ダラダラ実験したいなぁ。
ずーっと黙りこんで実験やってると、なんか息をするのも忘れていて、大きなため息を付いたりしています。
ぐははー、ん?誰かの霊が乗り移ったきが
17インチパソコンが届いた、いやまぁいいけど朝の七時に届けるのか・・・
買っといてなんだけど、圧倒的にデカい。壮絶にデカい。3キログラムだし。
例えて言えば、このくらいの違和感
あれ、意外に違和感ない(そうか?)
じゃぁこんな感じで
間違いを探せじゃないんだから。
まぁ持ち運ばなければ良いはずなのです。
今週は少し家で鍛えて、来週辺りから徐々に学校でならそうかな。
大分セキュリティも厳しくなったので、登録しなきゃ。
GST融合タンパク質作ってるんですが、ちょっとでかい蛋白と結合して、かなり発現・精製効率が悪いです。
可能性としては、蛋白配列として疎水性が高い、これはSolubility Checkでかなり不溶性に来ることからも裏付けされる。
ずっと系を大きくして気合で取ってたんですが、サルコシルが使えるときいたので、下記のプロトコールでやってみたら、かなり精製度が上昇した。
最後一応サルコシルを抜いて洗うので大丈夫とは思うけど、生理活性が落ちている可能性はある。
とは言えとにかく出来た気になるので、困ったら確かめてみると良いかもしれない。
UREAも使えると聞いたこともあるけど、界面活性剤の王様みたいな印象だしな(サルコシルも大概だが)
とにかくGSTはSDSに弱い。
Genscript社のレアコドンファインダー
これ全部治してたら余裕で死ぬるので、人工遺伝子を試して見ることにしました。
大腸菌発現に合わせたコドンを設計(ここまではタダ)してくれます。
700bpくらい合成して、ベクターに入れてシーケンスをしてくれて、だいたい35000円也(税抜き)
かなり安くなってきている。
まぁステマでもないので、実際に発現量が上がるのか、これから見て行きたいと思います。
一つ懸案としては結合領域を決めにゃならん。
今の論文に間に合えばいいけど、駄目なら決まった所ですぐ簡単な論文出せるように、データセット考えとかないとなぁ。
生き馬の目を抜くような業界ですわ。
まぁこの実験も大事なんだけど、自分の研究も進めないとイカン。
一週間に一つはちゃんとデータだす努力をしようと思います。
しかし手が足りないなぁ。
もう2つばかり試してみたいテーマはあるんだけど・・・
さてサイエンスネタネタ。
神経変性疾患と免疫反応というのは切っても切れない関係で結ばれていて、似たような論文はじつは結構あります。
最近では呼吸系の感染症に罹患させたADモデルマウスにおいてInnate immunityを制御するT細胞の浸潤を誘導し、同時にアミロイドβ凝集の亢進することが報告されていますし、単発ではいくつかの感染マーカとADリスクの関係が報告されています。
今回の論文では、多角的に感染マーカー( cytomegalovirus (CMV), herpes simplex virus type 1 (HSV-1), Borrelia burgdorferi, Chlamydophila pneumoniae and Helicobacter pylori)の検出を行い、その結果アルツハイマー病患者は複数の感染履歴を持ってるケースが非常に多かった事を示しています。
ちょうどBBQでお話したナイジェリアの人と、そんな話をしたのでした。
つまり、感染と戦うためにInnate immnity(自然免疫反応)って大事なんだけど、それは爆弾のように脳の炎症に対する反応性をあげてしまい、アミロイドβの蓄積とともに炎症反応の増加とアミロイドβの代謝バランスの崩壊を引き起こす、そんなモデルが考えられる。
風邪を引いた老人が認知症を発症してしまう、そんなケースもあるみたいだし。
一方糖尿病は関係なかったとか書いてあって、ちょっと既存のデータと違う所もあるのかな。
あんまり衛生に気をつけられない場合もあるだろうし。
ただモデルマウスで感染症が引き金になっているケースを考慮すると、やはりリスクファクターというのが妥当な気がします。