どうも出すことが目的みたいでいかんな。
なんか違う研究で出せるようにもっと色々やって行かないと。
少しは解放された気分になったのと、論文の懸案だったFigureが出そうなので、ご褒美に今日は早く帰りました、でも10時だけど。
ゼブラフィッシュも鬱になるんです!とかいって、一ヶ月くらい天敵の近くにおいて、疲弊したゼブラフィッシュが最初は逃げ回っていたのに逃げなくなる、って話をみて、ああ、ゼブラも鬱になるんだなぁ、人間って因果だなぁとか思っていたら、次の場面で研究者が嬉しそうにウツゼブラをミンチにして解析していて、もっと切ない気分になりました、ああ、因果な商売やってるなぁ。
同じようなことやってたけど
ちょうどうでもいいですな
今日の赤毛のアンは牧師の奥さんに(アラン夫人だっけ?)お茶に呼ばれるお話でした。
原作でも、マリラが初めていいこと言ったとかナレーションがつくのです
「ねえマリラ。とても欲しいと思ったら、おかわりするのは礼儀作法にかなっているの?」(アン)
「気をつけなくちゃいけないのはね、アン。あんたは自分のことばかり考えてるってことだよ。」(マリラ)
「あんたはミセスアランのことだけを頭に置いて、どうすれば一番いいのか、何が一番喜んで頂けるか考えなければいけないよ。」(マリラ)
「本当にそうね。」(アン)
まだ赤毛のアンが楽しめるのは嬉しい気がします、年をとって楽しめなくなる本とかもあったりします
Cool JAPANはいいんですが、こういう温かいドラマも作って欲しいなぁと思います。
お涙頂戴もきらいじゃないんですけど
あんまりネタもないんですが、そういえばNeuronに出ていた、アルツハイマー病にリンクするというADAM10の変異について読んでました
Genetics関連では名のしれたTanzi教授の研究なんで読まなきゃとは思っていたのですが、学会発表聞いて理解できなかったので、hesitate。
もともとあまり大きな家系でもないみたいだし
さてADAM10ですが、アルツハイマー病関連遺伝子APPのアルファセクレターゼ切断を担っている事がわかっています。αセクレターゼの活性化はアミロイドβの産生を抑制するため、この活性は神経保護的な作用(少なくともADには)をもつ様です。
そこでこのグループはADAM10の過剰発現マウス(うーん)を使って解析。
ええい、もうめちゃくちゃだ、なんで僕の変換は三国志びいきなんだ。
なんだっけ炎症も減って、神経再生も進む(というデータだろうかうーん)
でADAM10のプロドメイン(このへんややこしいんですが、酵素の中には最初から活性を持たず、プロドメインと呼ばれるカバーにより保護されていて、プロドメインが切断されて活性化という過程をとるものがあります)にアルツハイマーの危険性を上げる変異を持つADMA10はその効果が弱い(でも野生型より改善しているんだよなぁ)。
まぁ酵素活性は落ちるってのは、もう論文出てるので、それをマウスでやっただけなんだよなぁ。
プロドメインがどうも、ADAM10を正しく折りたたんで、酵素活性を発揮するのに必要で、変異があることにより、構造が変化するって主張なんですが、かれらの研究でそれが証明できたかといえばうーむ、できてないんじゃないか。
イマイチ論文として面白く無いのです、というか彼ら本当はトランスジェニックじゃなくてノックインやるべきだよね・・・
だけどADAM10、APPの他に基質が多いんですよね。
かれらのトランスジェニック、表現形無いって言ってるけど、そこまで力入れてやってるわけではないだろうから、精神系の表現形が隠れている可能性がある気がします。あ、根拠のない批判になっちゃうのか、これ。
まぁそういう印象を持ったというだけですので流してくだされ、というかそんなにたくさんの人読まないよねこのブログ。
自分がGoogleで調べ物をするとちょこちょこ見覚えのあるタイトルが出てくるのが、最近大分怖くなって来ました。
このブログはフィクションですので(おい)。