これシモネタなのかなぁ
画像で入ったサイエンスニュースだったけど、題名見て結構滅入った
Dad's Life Stress Exposure Leaves Mark On Sperm, Can Affect Offspring Brain Development
わお・・・もう勘弁したってや、ストレスのない生活などあるものか。お父ちゃん色々疲れてるんやで
どうも父親がDepressionだったりストレスが多い生活をしていると、miRNAという遺伝子の発現調節をする分子の発現が変わって、将来生まれる子供の脳の発達に関わるそうな。
いくつかの精神疾患に関わるのではとか
さすがに嘘だろう!とおもったがJ neurosci、うーんどうだろう。
いくらなんでも生物ってもっとフレキシブルでリカバリーが効いていると思うんだけどな。
どうも色素の沈着に関わるPMELの切断に関わっているようですな。PNAS
しらべたらもう一本J neurochemistryにあるわ
おおう負けた感あるなぁ、こっちのほうが先だけど。
というかこっちはゼブラフィッシュの話しなのね。
でもまぁ色々なんか裏事情があった気がするなぁ。HAASS対Strooperとか萌えるわ。
燃やされそうだから、けして近づきたくないけど。Haass頑張れ!
BACE1とBACE2ノックアウトマウスを比べるとえらく色が違うのでビックリ
いやいやいや、昔からBACE1,2のノックアウトマウスいたのに誰も気がつかなかったのかなぁ。
最近Cell metabolismsにBACE2がTMEM27というすい臓にある膜タンパク質を切断する活性があって、BACE2阻害剤やBACE2KOですい臓β細胞が増えて、グルコース処理能力が上がるという話があったか。
話を聞いたときはBACE1とBACE2両方阻害する薬でいいじゃん、とか思ったけど、まぁタンパク質には何かしら機能があるものだね。副作用が無いとは言えないなぁ。やはりBACE1特異でお願いしやす。
副作用のない薬なんかないんだなぁ。
そういえば最近BACE1の阻害で目に障害が出るかもしれないって話があったの思い出したわ
まぁそんな感じでBACE1とかγセクレターゼ(どっちもアルツハイマー病の病因蛋白アミロイドベータの賛成に関わる酵素)の阻害なんて副作用多くてつかえねーとかおもうわけですが、先ほどの話だとBACE2の阻害剤なんかは糖尿病のターゲットかもしれないし、γセクレターゼの阻害剤は再生不良貧血の治療に使えるかもって話も出てきたりします。JEM
またNotch1、お前か
小一時間じっくりNotch1を絞り上げたいところですが、Notch1γセクレターゼという酵素の基質で、Notch1が切断されて活性化することによりヘルパーT細胞の分化に影響することが原因としてあるみたい
そこでTH1特異的にNotch1を減らしたり、γセクレターゼ阻害剤をモデルマウスに操作すると、あら治療効果があったわ、バンザイ。
まぁNotchは他の組織ほとんどの維持に関わるからターゲットとしてはきついけど、面白い話だ。