へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

出来杉なBokete・ましゅー・理研の総力を結集して・子孫に恐怖記憶は受け継がれるのか・アルツハイマーリスク遺伝子は子供時代から神経活動に影響を与えているかもしれない

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すごいなこれ考えた奴、大笑いした後、ちょっと色々考えちゃった。
紙一重なやつたくさんいるからなぁ
出来杉君が大長編に出てこれないあたりはこれが原因か。

マシューなんで死んでしまったんだ・・・(誰だよ)
アニメ赤毛のアンも佳境です。
アンが大きくなるのにつれて、マシューとマリラが老いていくように人物像がちゃんと年をとるところは、今回見なおして始めて気づきました。
さりげない情景描写が優れているアニメだと思います。
昨日、知る人ぞ知る
「そうさな、でもわしは、一ダースの男の子よりも、アンの方がいいよ」
のセリフが出てくる物語で覚悟はしていたのですが、マシューが死ぬところを見て泣いてしまいました。
まぁ年をとって涙腺が弱くなったともいうのですが、多分年をとると色々な事を経験して共感力が上がっているんじゃないかなぁと思います。
マシューが死んで、最初アンが泣けないあたりはわかる気がするんだよなぁ。
父が死んだときは葬式が終わってやっと泣けたからなぁ。
時代や国が変わっても、ヒトを思う愛情というのは変わらず美しいと思うのです。
まぁらしくないですね、最近自分の事しか考えてない気がするしなぁ。
マリラとマシューを見ていると人に必要とされるというのが、人生を輝かせるんだなぁと思うんですけどね。

さて、理化学研究所が総力を(しらんけど)結集して作成した
アニメ
をご紹介しよう、なにやってだ理研
つづくのかなぁこれ。異様に登場人物多いけど。
未来光子 サクラ」の主人公・播磨サクラは、「学習及び自己進化能力を持った人工生命体『G4型ピコドロイド』」という設定。映像は、テレビアニメのオープニング風で、「フェムト秒 同期! レーザーパワー上昇! 最大30ケブ 100ギガワット! 播磨サクラ、起動ッ!」というサクラの力強い声で始まる。
マニアックやなぁ、でもSACRAはすごい顕微鏡みたいですね。

Scienceネタ、栄光あるNature neuroscience誌に出たんだから、リジッドなデータ出したんだろうけどなかなか信じがたいお話。
恐怖記憶は子孫に受け継がれる
ある匂いと恐怖記憶を関連付けて育てたマウスから生まれた子供は同じにおいに対し恐怖を感じる。
親に傅育させず、精子を受精させて育った子供もやはり匂いに対し恐怖を感じるそうな。
嗅覚制御遺伝子が精子レベルで変化しているのだ-というお話みたいです。
まだ読んでないのですが、本能とかそういったものがどういう風にできてくるのか、別に白鳥は教えられたわけでもないのに、渡りを行ったり、そういう多分遺伝学的な刷り込みの発症原因とかわかるのかもしれません。
また、お父さんが強いショックを受けた後に生まれた子供はどうなるのか、精神疾患とうの原因になるのか。
でもこれを環境因子と切り離すのは、人間のばあい難しい気がするなぁ。
ただ、なんとなく、たまたまそういうマウスができちゃっただけじゃないの?と疑い深い私は思ってしまいます。
まぁ読んでみろですね、どうやって証明しているのか私気になります。

まぁこれも半信半疑のお話ですが、アルツハイマー病リスクファクターSORL1のリスク因子を持つヒトが、かなり早期、もしかしたら子供時代から白質のコネクティビティに低下があるんじゃないかというお話がNature ファミリー誌の一つMolecular Psychiatryから出ているようです。
似たようなStudyでAPOEのリスクであるAPOE4も早期に神経のコネクティビティが変わるらしいのですが、じつはこちらは活性化です。混乱するなぁ
まぁ、実際の所、アルツハイマーに直結するかはともかくとして、タンパク質の機能として変わっているのだから、個人差がでて当然なきはします。
なら別にAPOE4とSORL1で最初の表現型が変わっていてもいいわけだ。
興味深いんだけど、SORL1のリスクというのがAPOE4ほど高くは無いはずなので、どこまでこの結果がAD発症機構を反映しているのかというところは注意して見る必要はありそうです。
SORL1は輸送因子なので、輸送機能が大きく関わるBDNFno輸送等に着目してこれから研究するようです。

JAMAにあたらしくAPOE4アレルをもつ乳幼児のお話という報告もされているようです
こっちはSORL1と同じようなデータだなぁ