へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

どすえ・時代は動いた・インスピレーション・Aβ毒性は神経細胞におけるNeuroligin1の発現調節にあるかもしれない(うーむ)

猫ネタにも弱いけど
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ガラスの仮面ネタにも弱い私。
ところでガラスの仮面50巻、夏ごろに出るって聞いたんだけど。
激おこどすえ

ふるさとの研究室のホームページをみたら、偉い様変わりしていてびっくりしました。
ああ、いろいろ世代交代(というと怒られそうだから、役割交代?)がおこってるのかな、と思うのです。
まぁみんな偉くなったね。
そっと石を蹴るのでした

論文紹介があるので、5本くらい関連論文読んでたんですが、めったにないけど、論文読んでインスピレーションが落ちてきた。
謎は解けたぜジッチャンのなにかにかけて。
とか考えて帰り道夢中で横断歩道歩いてたら、自転車に轢かれかけました。
危ない危ない、ノーベル賞取り損ねるとこだったぜ。
まぁそこまで行かないまでも、自分のやってたことはアーティフィシャルな系だけど、病気の病態を示しているんだと確信しました。
まぁ証明は別問題だし、自分で思っているより低レベル問題だったりするのかもしれません。
でも仮説が思い浮かぶ一瞬のために研究生活続けてるようなもんです。


Kindleで角川文庫が大安売り(文庫が大体6割引き)で、ついつい色々買ってしまいました。
Amazonによって日本が支配される日も近いなぁと思います。
角川ってのが微妙といえば微妙だけど、冲方丁の光圀伝とか180円とか言われると、まぁ中古の本買ったくらいの気分になります。
重松清のトンビとか、森見登美彦とか大人買いしてしまいました。
こんなにいつ読むんだろう。
でもipad1個で、漫画も合わせると、す、数百冊も持ち歩いていると思うと時代は変わったなぁと思います

Alzforumで話題になっていたので、アルツハイマー病の認知機能の低下は、Aβ毒性により、エピジェネティクス変化が起こり、シナプスの形成を制御するNeuroligin1の発現が低下する事が原因ではないかという、Nature Neurosciの論文を読み始めました。
まぁそうだなぁ、見ているものとストーリーは面白いんだけど、じゃぁそれがアルツハイマーの記憶機能低下の原因だ!と考えるにはあまりにもフェノタイプが弱い気がしました。
まぁこんな感じ?
Aβ毒性→神経炎症反応→神経細胞でNeuroligin1の発現抑制(HDAC抑制によりHeuroligin1プロモーターアセチル化)→記憶が悪くなるじゃん。

プチプチ文句を言えば(じゃぁ読むなよって気もしますが)わざわざ脳をつかって、なんであんなショッパイNeuroligin1の発現しか見えないのだろうか。疑問や。
あと糖鎖付加とかあると考えると、あんな一本バンドで見えるんかいな。一体何%ゲルやろ(マニアックだ)
Aβの毒性の一環として起こりうることとしてはいいかなぁと思いましたが、ちょっと治療ターゲットとしてはどうかなぁという感想ですが、まぁでも実験量すごいですよ。
最近はNature系データーのValidityを大事にしているスタンスで、Supplemetary Fig11をみたら、論文に使ったWBのすべての生データーを載せるという事をしていました。
まだNature系の野望が冷めない(また轢かれそうだ)私は、全生データを抽出したFigureも作ることを決意。

明日はNeuronにのってたちょっと面白げな論文に手を出したいと思います。