へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ファストな誘惑・PD危険遺伝子の発見

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カップ焼きそば食べたくなった。
そういえばカップラーメンずいぶん長いこと食べてないです。
家であまりご飯食べてないしなぁ。
なんか久しぶりにチープな欲求に苛まされ、松屋に行ってプレミアム牛めしを食べてみました。
なんだろう失礼ながら吉野家を思い出す味です、美味しいんじゃないかなぁ。
留学中、ミツワマーケットプレイスで吉牛の冷凍を見つけて、家に帰って食べたら涙がでるくらい美味しかったなぁ。
人生で職への、いや間違ってないけど、蜀への、ええい孔明の罠、食への欲求が最大限に高まった時期でした。和食への精神的な飢え。
牛丼は簡単に作れるんだけど、なんか違うのよ。
 
なんかもう色々お座なりというか、保留案件が自分の分溜まりすぎて、すごく被害妄想に駆られそうな状況にあります。
なんで他の案件は片付いてるのにずっと申請している自分のは片付かないんだろう。
牛丼屋で牛丼待ってたら、隣の後から来た客の牛丼が来ているような切ない感じ。
うちの親父だったら怒鳴ってる。
まぁなんだろう、忙しかったり、気が進まない気持ちは手に取るようにわかるんだけど、やるって行ったことはやって欲しいなぁ、もしくは出来ないからごめんね、って言ってくれた方が、良いんだけど。
まぁ7月終わってもこのままだったら、最終手段取るしか無いか・・・
 
他のラボから出向している人のセミナーを聞いたりしました。
たくさん論文を書いている方で、私立ではこういうスパンで生きて行かないといけんなぁと反省しました。
アラがあるのは織り込んで、レビュアーと戦うべきなんかも。
自分のなかのReviewerの幻聴に勝てず、コントロールを入れられるだけ入れようとしてるのは正しいだろうか。
ああ、でも、
はずかしいことだが、今でも、こんなあさましい身と成り果てた今でも、己は、己の詩集が長安風流人士の机の上に置かれている様を、夢に見ることがあるのだ。
ということで、美しく仮説は証明したい・・・
でも次の論文の構想とネタの仕込みはそろそろしないとアカンな。
 
なんか質問したりするのも上から目線でイカンなぁと思います。
終わるといつも自己嫌悪です。
論文一本通してしまえば少し胸が張れるんですけどねぇ。
どうもネバーエンディングストーリーに話を持っていかれてしまう、心を強くもたなければ。
 
サイエンスネタ的に大きいのはNature geneticsパーキンソン病のリスク遺伝子が新たに6つ分かったっていう論文が載ってました。
この前の統合失調症自閉症だったか)108遺伝子といい、ゲノム解析の精度がザックリ上がってきている印象です。
一方で、一つ一つの相関は弱い物がとれているので、やれその遺伝子のトランスジェニックだ、ノックアウトだってやってもなかなか成果は出てきそうにないのかな、と思っています。
それでもこれだけたくさん出て来ると、ボウっと浮き上がってくるシグナルカスケードがあり、その辺を狙った解析をうまく考案出来るかどうか、そこが一流論文を書く鍵になるのかなぁ。
イデアと速度の勝負(PDはヒトゴト気分です)。
SIPA1L2, INPP5F, MIR4697, GCH1, VPS13C and DDRGK1とのことです
このサイトでは以下のように説明されています

For instance, INPP5F, has been found to beassociated with late onset Alzheimer’s disease, VPS13C is associated with someneurodegenerative diseases, while GCH1 has been associated with the onset ofearly and atypical Parkinson’s disease.
かえって興味深いけど、SIPA1L2は全然情報ないなぁ,GAPドメインをもつGタンパク質シグナル系みたいだから、輸送系かな。

INPP5Fイノシトールポリリン酸脱りん酸化酵素、ああこれは実に面白い
マイクロRNAはパスパス
GCH1、これはまさにドパミン神経に重要みたいだ、ドパミン産生と抗酸化作用?
VPS13C、名前的には小胞輸送だが、さて。糖尿病に関連するかも?
じつは神経変性疾患と糖尿病は密接な関連があるし、PDDiabetesの相関性も報告されている、気がする。
DDRGK1NFκBの活性にかんよ?炎症系かなぁ
なるほどなるほど、なんかこうやって並べると見えてくるものはあるなぁ。
私がやるんだったらあれをこうしてこうしますわ(半分くらいブラフやで)。
貧乏暇なしADで手一杯だけど。