へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

最弱なわけで・Discussionの後にはDinnerが待っている・そんな暇はないけどCas9

恐ろしいことに電子書籍の書籍数が1000を越えてしまった。
漫画が大半やけど、よくも読んだりやね、お金がたまらんわけだわ。
最近は7Seeds読んでまする。

持つべきものは後輩、ってことで、電顕っ子の後輩と会って自分の研究についてDiscussionしたりしてました。
まぁ僕の後輩は優秀な奴らばかりで、多分僕は四天王の中でも最弱なのであった。
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誰と戦っているんだへのへの、ああ自分が頭いいって思える時間の少なさよ。
そうだなぁ、思考の方向性は多分似ているんだけど、彼のほうがかなり整然としていて、話していると整理してくれるとか、彼は先生として伸びしろがありそうでいいなぁと思います。
僕はかなり長所と短所が密接に絡み合ってるところがあって、型にはまると強いけど、長期的な安定性にかけるのだろうなぁと思います。
人間や研究者個人としてはどうかと思うけど、意外にPIになったら役に立たんやろか。
大抵周りのPI気まぐれな奴ばっかやったで
深く考えると、そんてこともなかったで、みんな優しくて面倒見が良くてキャホウ
読んでへんよなこんなブログ。
まぁPIになるにはもう少し浮世離れしたところをなおさんとね。
嫁さんでもできないかぁ。何処の畑に落ちてるの?竹林?

一片雲だっけかな、中華料理の店行って、ゴージャスによるご飯食べました。
お茶が大変おいしゅうございました。
ま、あいつが難しいと言ってることは、私には出来まい。
いくつか諦めもついたから、論文を粛々と書かないと。

さて、論文が滞ってしまった。
しまったなぁ元ボス忙しいの知っていたら、もう一週間校正したんだけど。
手をいれ始めてるかもしれないけど(願望)、日曜日は再検討してみるかな。
SFNが来週に迫っており、渡米もあるし、もう一本も何とかしないと、CAS9なんかやってる暇なかったんや。

っておもいながら、HRによる変異を考え、Cas9切断部分を中心とした染色体の上流、下流をクローニングすることにしました。
HRはホモロガスリコンビネーションの略で、Cas9による切断が起った時の遺伝子修復機構の擬似テンプレートを与えることにより、変異を持った相同部位を組み込ませ、自分の計画した遺伝子の変異、ノックアウトを行う方法です。
自分でクローニング出来そうだけど、一々シーケンスするのも面倒、コスト的にも人工遺伝子でもいいかなぁと思い、取り敢えず1シリーズ作って見ることにしました。
目的としては遺伝子ノックアウトし、かつ、内因性プロモーター感受的にGFPが発現するようにしたい。
スクリーニングに使えるんじゃないかと。
うまくいきそうならHRベクターの方を改変して、もう少しいろいろな用途に使ったり、クローニングに耐えうるようにしたい。
でも寿命が持たない気もする。
どの制限酵素使おうとか探してたら、実は断片によってライゲーション効率には恐ろしく差があるんやでってTakraのサイトにのってました、げ、知らずに使ってたなぁ
ライゲーション反応は、末端塩基配列の違いにより、反応速度が異なる。一般に次のような傾向がある。
突出末端Hind III>Pst I>EcoR I>BamH I>Sal I
Hind III siteはSal I siteより10~40倍速くライゲーションされる)
平滑末端Hae III>Alu I>Hinc II>Sma I
Hae III siteはSma I siteより5~10倍速くライゲーションされる)
  EcoR V>Sca I>Pvu II>Nru I
Takraサイトより
ああ、SMAIでなんか苦労した悲しい記憶が蘇ってきた。
まぁでも出来ないわけでもないから、時間をかけるかして頑張ればなんとか。