くしゃみが止まりませぬ。
だるいっす。
悪いことじゃない。
学生をグローバルに海外へ誘う、留学制度の公募が出ていました
その名も
「トビタテ!留学JAPAN~日本代表プログラム~」
まぁなんでしょう、なぜカタカナ?
からかってわるいんだけど、最初みたとき連想したのが
なぜか焼きたてジャパン、ああなにもかも懐かしい、最初はワクワク最後はダルシム、正しくアホな漫画やった。
それはさておき、なかなかいい条件のプログラムな気はした。
ヘタすると、というかヘタしなくても、日本で奨学金もらって勉強するより条件いいんだよなぁ
まぁなかなかの狭き門やけど。
弟子が一人つくことになって、勉強にMolecular biology of the cell読もうか!って意気込んだら超引かれました。
えー俺大好きなんだけど、まぁぶっといけど。
なんていうか、すごく格調が高くて、良い説明なんだよなぁ。
とか安心してたら、もう第6版がでている。
時代はすごくてKindle版まで出ている。
自分一人で読むなら、Kindle版でも良いけど、Cellの醍醐味はみんなでワイワイ読むこと(相手がいるんですが)なんですよね、それなら紙媒体のほうが共有しやすいのかな。
両方買うって手もあるか、ああ、専門誌をついつい買ってしまう悪癖がやみません。
えいやってAmazonでポチッとなしました、さよなら俺の14700円。まぁゲームに使うよりはましやろ
超読みたいけど、ルーチン化しないと読めないのも確か。
だれかSkype読み会しない?
Molecular cloningも初めて買って10年経ったから、新しいバージョンほしい気もします。
これでも2012年。
うーん、いい本なんだけど、クローニング技術も日進月歩ですからね、新しく買うなら新しくでた版を買いたいもんです。これはKindleで出て欲しいけどなぁ。
サイエンスネタ。
あーなんかこの発想は出来たきもする、まぁ勉強不足ですな。
微妙に機能が違いそうだけど、構造は似ているので、ある程度機能が重複するのかもなぁ。
よし、明日から、LRRK1やるわ、もう遅い?
さて、うーんもう一つ面白いのがあったけど、自分でやりたいから、これは秘匿。
やるやるって言って、やってないものも多いけれど。
L435F、C410Yの変異をPS1にノックインしたマウスを作って、ホモにすると、PS1ノックアウトと同様のヘノタイプ、いやフェノタイプ。Notchが切れない。
うーんちょっと混乱するけど、ああ、うん、なるほど、なかなか示唆するものはあるなぁ。
Presenilinを活性中心としたγセクレターゼがAPPよりAβ蛋白を切り出すのですが、変異があると酵素活性が変わり、凝集性が高く脳に老人斑として蓄積するAβ42産生が高くなることがADの原因とされていたのですが、機能をロスしてしまうのも原因かもしれないって趣旨です。
なるほどね、生きもの作ってみないとわからない事があると思うべきかな。
まぁ欠点はマウスのPresenilinに変異を入れて、人と同様と言えるか??かなぁ。
C410Yは同じ変異でちゃんと活性が見えている論文もあったりするし。
患者さんの細胞でiPSつくってロスオブファンクションなのかしらべる、ああ、でも患者さんはヘテロだからあかんか、人PS1で同様のことが言えるのか、まぁ前論文で言ってるからOKって主張か。じゃぁいいや。
うん、最初は、PS1コンディショナルノックアウトや昔からの論文の主張に乗っかっただけでしょ、って色目でみてたけど、でもでもなかなか面白い、すごくサジェスティブだ
昔から強いFAD変異はNotchとか他の基質が切れなくなるって主張も多いし、ロスオブファンクションが、我々が思っているよりも効いてくるってのはありかもしれない。
よし、古くに封印したあの遺伝子を使ったあの論文が起きる時が来たのだ(いやいやいや、ないなー)
でもうん、おもしろい。
ほんとかはまだ確信が持てない論文だけど、なんかブレークスルーが隠れていそうな気はする。