へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

人生もそばも辛い・眠い・PPARγアゴニスト(糖尿病治療薬)はパーキンソン病を予防できるか?

睡魔に勝てない、まぁよる眠いのは当たり前といえば当たり前。
さてなんかあったか。
レパートリー増加も時間があってこそ、21時位に帰るとあまり料理する気分ではない。
今日はどこかで買ってきた土産物の消費に走ることにした。
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近所のスーパーだった気がする。
適当にキャベツや麺をゆでてつけ麺にして食べる、辛いが結構美味しい。
しかし胃には刺激的だったみたいで、意外に胃が痛い、イガイガする。
胃は繊細やねん。
眠さに最近勝てなくなってきた、ベッドに横になった最後気を失うように寝てしまう、もうちょっとべんきょうしたいんだけど。

心も繊細だと思ってたけど、自分の論文どうなってるのかとうとう気になってお伺いを立ててしまった。
胃が痛い。
こういうのの機微はよくわからんなぁ、理由があったらそりゃ待つんだけど。
忙しい理由を作った所もあり、聞きにくかったんだけど、まぁあまり勝手に相手の立場を慮るのもどうなんだろう。
論文でないとそれはそれでお互いのためにならんしなぁ。

さささ、サイエンス。
これ続けるのか?
そういえばパーキンソン病で糖尿病で使われている薬が効果がありそうってニュースが有った。
糖尿病患者でパーキンソン病の発症率を比べた所、PPARγという核内受容体をターゲットにした薬剤治療をうけていると、発症率がさがる、つまり予防効果が認められたとのこと。
この薬剤群はインシュリン抵抗性を示す患者について改善効果が認められるのだが、アルツハイマー病においてもこれらの薬剤の予防効果、もしくは治療効果があると考えられている。
そうすると可能性としては
○神経毒性を制御する神経炎症反応の制御を行っている
○糖尿病が両病気のリスクファクターである(のでそれを治療したらPD、も改善)
の2つ可能性があるわけだが、PPARγは免疫炎症反応の制御、という論文も多く、前者の効果が強いのではないか、つまり糖尿病患者でなくても予防効果を持つ可能性がある
一方で他の薬剤であるスタチン系についても予防効果を持つという報告もある。
無いという報告もある)
まぁこの辺はなんとも混沌としているなとは思うけど、おそらくは効くんだろう。
とすると脳内の糖代謝プラスαの変化でそれぞれの疾患が起こってるという後者の可能性もあながち外れではないかと思う、そうなると糖尿病を合併する患者しか効かない?
おそらく両方の可能性が個々人で違う割合で関わってる、というのが実際に起こっていることなのかもしれない。
糖尿病モデルでとそれぞれの変性疾患もでるの掛け合わせでは著効がでても、いざ治療薬としてヒトに治験するとうまくいかない、ってことが多いのは、同じ病気にみえて、発症経緯が異なってることに由来しないだろうか、まぁそんなこと言ってたらまるで薬が作れないか。
多分治験で、糖尿病患者(潜在的も含む)とそうでない群とかを作ったらわかるのかなぁ