へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

暗夜行路・抗体投与じたいが副作用を産む?・デルタセクレターゼはアルツハイマー病の新しい治療点、なのか?

案の定そのまま論文は投稿されたりしないのであった。
といっても今回の修正は確かに僕の間違いだったので仕方ない。
仕方ないが、この修正を一年くらい前にやろうっていってたら、むしろ尊敬したんだがなぁ。
言われた所を修正して見てみたが、何処が変わってるか一見わからなかった。
よう気づいたなこんなの。
さぁ最後みたいに書いてあったけど、あと何回修正がかかるかかけようか、まぁ二回はあるやろな。
ちびちび直すより、一気にくれないかなぁ。

Google siteでHP作成計画も少しずつ勉強して進んでいる。
ヘノヘノさんの部屋別館みたいなのつくって、今まで集めてきたScience関連サイトのコレクションを作ってみようかなとおもっております。
少し試してみたら、随分停止しているサイトも有りますなぁ。

さてネタネタ、サイエンスあなたは今日も居ますか。
ADモデルマウスにAβ抗体を投与、もしくはワクチン的に自己抗体を作らせたら、脳内のアミロイド凝集体が減少して画期的なAD創薬になるんじゃないか。
そういう論文が出てもう何年たったであろうか、この理論は一部証明されたものの、人では浮腫などの副作用が出現したため進行がかなり滞っている。
さて、その抗体の治療効果に副作用の存在があるんじゃないか、そんな趣旨の論文がNature Neurosciに出ているみたいです。
二光子顕微鏡で脳を観察しながら抗体の効果を観察すると、神経の過活動が起こるなどの表現型があり、免疫炎症系の反応が強く出る、と言った趣旨かなぁ。
まぁ結局マウスでモデルってのが妥当かってのも難しいところだけど、ガシガシに凝集が出来てからその凝集体を取り除いても既に元の水にあらずってところなのかな。
予防的な治験には期待してもよいのだと思います。

デルタセクレターゼ続報ってところなのか。
なんか違う酵素にも見えるがNature communications
あ、まちがえた、最近出たのはη「えーた」だったか
δセクレターゼはβセクレターゼ切断部位より以前のサイトを切断することで、βセクレターゼによる切断活性を促進する作用があるのかな。
アスパラギンエンドペプチだ^-ぜがデルタセクレターゼだそうな。
ノックアウトでAβが減り、ADで活性が上昇しているし、デルタセクレターゼにより切断された断片が存在する。
まぁ結構データきれいだけどな、阻害剤で認知症改善までいかないとNeuronくらいいかなくなってきたのかなぁ。