へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ルノアール・広重・浅草・うなぎ・若冲・カラヴァッジョ・リルゾールは脳を若返らせる?・ラパマイシン万能薬

ということで、もなにもないのだけど、展覧会を見たかったので東京へ行ってました。
ついた日に姉とランチを食べたのですが、飛行機で来たと行ったら笑われました。
あんたんちは新幹線駅から5分だろうと。
考えてみると全くその通り、空港まで30分かけ、飛行機をまち、羽田から東京へ下る。
ほぼ新幹線でいける時間では有る、値段はそんなに変わらないと思うけど。
なんといっても新幹線に乗るより飛行機が好きだから困る。

さて、最初っから本命の新国立美術館ルノアール展に行ってきました。
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ルノアールは好きだなぁ、愛や幸せが詰まっている、そんな印象です。
図録買ってしもうた。
ああ、干からびた心に潤いが。
やっぱりヒトに光を与えるようにいきたいもんだ、ポジティブシンキングになれます。
特にルノアールの書く子供の写真が好きです。
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さて、この絵にちなんだグッズはこれらしいです。
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猫のほうか-

新国立美術館のある六本木界隈はサントリー美術館にもほど近い。
歌川広重展をやっていたので見てきました。
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ちょっと数が多すぎて、流すように見てたんですが、一つ一つ凄くインパクトがあるわけではないのですが、この風景にはこれ、という隙の無さ、そんなものを感じました。
洗練、って感じです、勢いがあって北斎のほうが好きではありますが、広重が世界に認められているのもよくわかります。

夜は浅草まででてうな鐵でうなぎを食べました、むかしうなぎ料理コースを食べたところです。
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美味しかったけど、なんとなく物足りなくて、うなぎ二セット目いくかと、浅草をウロウロしましたが、行った時間が遅くて、何処もしまってました、まぁゲップでてるし。
浅草寺に足を伸ばしました。
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よるの雷門に祈りをかけて(幸せになりたい)、おみくじを引きました。
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おおう、そういえば浅草寺は凶が多いんだった、二年前も凶だったなぁ
なにこの上手くいかない感。明日死ぬな。

二日目、上野まででて若冲展
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朝一で行こうとしたら、続々と続く人の波、これはみんな若冲展に行くのか(実は上野動物園無料開放日だったので、その人並みもまじってましたが)。
そして並ぶ、コンビニで入場券買っていてよかった。
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まぁ実際1時間待ちくらいで済んだので、USJとかよりはマシですね。
帰りにみたらもう少し行列がマシになっていたので、朝一は鬼門だったかも。
若冲、とにかくえらい混みようで1枚をよく見られたわけではなかった。
あんなにたくさんなくてもいいから、5枚位30分ゆっくり見たい、そんな気になりました。
ため息が出るほどの精緻、達人のスゴワザを見てしまった。
そしておもった、焼き鳥が食べたい
いや、だって鶏多いし(強そうだけど)
今日は親子丼と焼き鳥を食べました。

ついでにと行ったら申し訳ないけど、カラヴァッジョも見に行きました。
あまり良く知らなかったけど、とにかく私生活がガラが悪かったことはよく分かる展示でした。
実際殺人を犯して死刑を宣告されたりしていたらしいですし。
しかし作品は静謐で、宗教画が多いんですけどドラマチックな様子、静謐とドラマチックは両立するだろうか、まぁ、芸術評論家でもないし。
全世界初公開、法悦のマグダラのマリア、なんか新しく見つかったみたいですね。
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今回見た絵画のなかではインパクトは強かった気がします。
啓示をうけて今までの生活を悔いているマリア、らしいですが、なんかもう少し複雑な含みが有りそうに思います。
カラヴァッジョの作品でなくても、これは素晴らしいと思います、というかカラヴァッジョ知らなかったし。

ああ、やっぱり文化は東京ですね。
岡山には瀬戸物しかやって来ません。
それかこれやしな。岡山・・・
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さてサイエンスネタ、うーんMolecular Psychiatryは読めないんだよな。
加齢に伴う蛋白質発現変化にたいしてRiluzoleが効果を示す
まぁつまりは脳が若返るらしい。
RiluzoleはALSで承認されている薬やったな。
グルタミン酸毒性阻害。
ネマンダでもよさそうやけど。

とにかくラパマイシン投与しとけ-的な論文が多い
またでた。
Elife、これもIFが高くなってきた。
ミトコンドリアがかかわる神経毒性を緩和するようです、オートファジーじゃなかったんですかー
さてこれだけ論文出ているけど、これに基づいた治療薬ってなかなかでてこないよなぁ。