へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

良いことなのかどうか・リッパなラッパー 参加し喧嘩ー・下手な考え・神経変性疾患の共通マーカー?Neurofilament light chain

うーむ最近妙に血圧が下がり気味で気持ち悪い。
いや、いいことだとは思うのだが特に松屋ココイチな食生活は変わってないのである。
せいぜいエアバイク10キロ漕いだり、ヤクルト整腸剤なるものを毎日呑んだりな日々であるが、それが奏効したのかなぁ、でもなんか本当は怖い何かじゃないだろうか。

低気圧が吹き荒れ、今一頭の調子も良くないのである。
偏頭痛のあまりの気持ち悪さに久しぶりに7時に帰宅して、バスに乗ったら、東京並の混みようであった。
歩くほうが楽だったなぁ。

よる公園を歩いていると目立つのはラッパーであるYo
らっぱーの こげんかひびく 熱帯夜(だYO)
毎回小耳に挟んでいるが、タダの口喧嘩である、まぁそんなものなのかYeah?
ちぇげら(やめれ)

研究はどす黒い闇の中へ、ってこともなく、少し集中して、新しい論文を書き始めて、IntroductionからResultsまで大体書けた。
もう一個データが出るかでないか、だが、まぁ追加データがあれば構成を変えるだけではある。
ためていたデータも弟子たちが、徐々に進めてくれているし、なんとか他にもう一本今年中になんとかしたいもの。

GST融合タンパク質の回収をしながら、PreScission proteaseでこれ切れるよなぁと考えると、PreScission proteaseってクローニング出来ないのかなぁと余計なことを考え始めた。
そこから二時間から3時間論文を検索し続け、結論はまぁ出来るだろう、ということに落ち着いた
原配列が180AA位だから、横にGateway配列をつけ、遺伝子合成してもだいたい20000円
DEST15へリコンビネーション、大体1月でできるはできるな。
定常的に使えるなら、コスト的に安いかもしれぬ。
そこで精製したものをどれくらい使うかやな。
一度市販Proteaseで切って、ある程度の終了がえられるならやってもいいかってレベルかなぁ。
と言うか金が無い所で余計なことをする余裕は無いわな。

情報はやや古いが、Natureでとんでもない記事を見つけた。
SC社という老舗抗体メーカーがあり、まぁなんでも(悪い意味で)抗体だけはあるので、誰でも研究者ならガチャを回す思いで購入するメーカーでは有る。
そこの会社がかなり動物愛護の精神に反する飼育法をしていたらしく、350万ドルの罰金と、ウサギ・ヤギの飼育禁止を余儀なくされるようだ。
このラボの抗体は一個使っているからなぁ、自前抗体作るかなぁ。
Sigmaでキャンペーンやってるし、サンタガチャよりましともいえる。
曲がりなりにも抗体作製受託で65000円、安くなったもんだ。

すべての神経変性疾患のマーカーがわかったかもしれない、そんな論文がNeuronに。
そこまでうまい話が有るかなぁとは思うけど、パーキンソン病モデルのαSynucleinopathy、前頭葉認知症のモデルTauopathy、アルツハイマー病モデルAmyloidβ沈着モデルそれぞれで、Neurofilament light chainの脳髄液、血液中の分泌が多くなるようだ。
脳内凝集に先行しているように見えるし、概ね多くの神経変性疾患で有為に増加しているので、なにか神経変性疾患に共通の現象(と言っても細胞死としか思えんけどなぁ)を表しているのかも。
優位な差、ってのは曲者で、マーカーとして使えるかどうかは別の話な気はするけれど、面白いは面白い。