人生うっかりから開放されない。
会議を明日だと思ってすっぽかしてしまった。
1年ぶり2回め・・・
まぁ昔だと死にたい気分になったところだが、さっさと帰って罪の意識に震えながらスパゲティ二杯を平らげた。
寒い、ひもじい、もう死にたい、この連鎖で不幸はやってくるとじゃりン子チエちゃんのバァちゃんは言っておった、だいたいのことはお腹がくちくなったら耐えられるものだ
随分マシな気分になって、ちょこちょこ授業プリントを作成、前の週に間違えが見つかってげんなり。
訂正するたびに尊厳?が削られていく気がするが、間違ったことを教えたほうがよっぽどプライドに触るわ。
あれだけ言ったのに、いまだに僕のレポートの提出場所に、違うレポートをおいていくやつがいるのはどういうことだろう、はぁ、なんかの理由なき反抗なんだろうか。
どうしてやろうか、水に浮かべて何分で落ちるか試してみようか、寸断してジクソーパズルにしようか、色々不敵な笑みを浮かべて考える。
まぁてけてけてっと別の先生の部屋まで駆けて行って、ていっとここに間違って入れていた僕のレポートを回収し、ペシッと間違ったレポートを入れておいた。
面倒だから辞めて欲しい、結構な距離なんだ。
まぁ自分が結構うっかり失敗するのに、相手を許さないというのはいかんとはおもう。
そういえばこんな漫画を読んだ。
久米田康治という知る人ぞ知る、(シモネタ?)ギャグ漫画の奇才の作品だが、なんだろう、そう書くしかなかった自省というか皮肉が込められた、そんな漫画を書く人の苦悩がちょいちょい見える不思議なよみ味になっている。
絵は独特、久米田節って感じなので好き嫌いはありそう。
なかなかミステリアスで面白い、今度アニメ化されるらしい。
読み始めているが、若干歯が立たないScience論文、もちろん満足に紹介できないわけだが。
多くのアルツハイマー病(AD)の遺伝リスクとされる領域は遺伝子をコードしない部位に存在している。
ADなんかは神経が死ぬ病気だから、僕らは危険因子というと神経細胞にフォーカスしがちだが、実際には脳にはアストロサイト、ミクログリア、神経、オリゴデンドロサイトなどがあるはずで、これらの細胞特異的に反応する危険因子もあっておかしくない。
ということで、細胞系譜特異的に活性化される?プロモーターやエンハンサー部位を同定し、各GWASはどの細胞で活発化される部位に存在するかを検討したようだ。
そのけっかかなり多くのAD関連危険領域はミクログリアのみで活性化される部位に存在しており、これはパーキンソン病や、ALSなど他の神経疾患でも見られないADだけの特徴らしい。
それを具体的に示すものとして、BIN1近傍の関連領域の欠損はミクログリアにだけ発現を低下させるが、他細胞系では影響しないとのデータが提示されている。
近年のAD発症におけるミクログリアの疾患への関与の深さを考えると、うなずけるものも多い。
ちなみに自閉症などの精神系疾患についても検討されているが、こちらはむしろ神経特異的に働いている領域に多く、これも考えればうなずけるところもある
もしかすると、遺伝子リスクファクターと言われているものを、神経細胞の表現型で見るのは間違いであったということかもしれない。
microgliaはこれはこれでまた解析が大変な細胞系なんだが、だから熱い分野と言える。
どんなデータが有れば、ちゃんとした予算をゲットできて、論文が書けるのか、最後の勝負をかけるのか、否か、しばし沈思するのであった。
まぁ資源は有限だがなぁ。