へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

疲れているとき聞く曲・授業準備は直前にするものか?・ALSの原因遺伝子候補としてヒートショックタンパク質DNAJC7が同定~ER stress再び?

疲れているとKOKIAの本当の音という曲がしみる

歌詞が結構好き。

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まぁ虚勢でも頑張らないといけないときはあるのだ。

自分の夢はヒトに美しく見えていないのがわかっていたとしても。

たまに聞きたくなるテーマソングは私にできること

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これは結構歌える気がするな。

人により掛かるよりは、応援している人間でいたいものだ。

音楽をちょっとやりたい、バイオリンとかひけたらおもしろいかなぁ。

 

論文を書こうと決めたら、文書を書き始めなければならない

だが、つい実験を始めてしまう、ちょっとこの一週間9時帰りを続けてしまった。

あまり疲れていないのが、むしろ怖い。

少し色々任せる練習をしようと、弟子に調べ物をお願いした。

割と自分は情報検索能力が高いほうだと思っていたが、かなりしっかり調べて来て、ちょっと自分が一番だと考えすぎていたなと思うのであった。

まぁ、何故か周りにいる人間には恵まれていて、弟子は優秀というかやる気がある子が来てくれて楽しい。

 

明日の授業の準備がなかなか終わらない。

面白いかなと思って色々薬の裏話をしらべて見たりするのだが、さてどうも、散漫になっているのかもしれない。

成績はなかなか良くならなく、3年くらいやってるけど、毎回とっかえひっかえしている。

まぁなんだかんだ、その努力が報われていないことが多くても、勉強の面白さが伝わるときもあって結構工夫するのは好き、楽しい。

 

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の新規原因遺伝子としてDNAJC7という、シャペロンの一種が同定されたとのこと。

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小胞体ストレス機構は、タンパク質の折りたたみがうまく行かず、それをシャペロンによって折りたたむ(UPR)、もしくは不全タンパク質を分解する機構が働くこと(ERAD)を総じて指す。

アルツハイマーでは関係ないよ、パーキンソン病でもどうかな?というところで、最近は神経変性疾患の研究の核心からは外れていたように思う。

どちらかというと、リソソーム、オートファジーミトコンドリアという所が流行。

ただ、この前紹介したシャペロンとSynucleinの結合の話のように、病態との関連は注目されるところ

原因遺伝子がUPRにあるのなら、かなり面白いはず。

いくつか変異が報告されており、途中でストップコドンが入る、フレームシフト(途中からタンパク質コードがガラッと変わる)、1アミノ酸置換まで様々。

ストップコドン挿入(Arg156X)の解析では、まぁ当たり前だがDNAJC7の発現は弱くなっているため、機能欠失がALSを導くことが予想されている。

調べた限り、あまり解析されていないタンパク質で、それはそれで面白い。

孤発性とか、他のALSでのタンパク質レベル、結合タンパク質などが注目かもしれない。

シャペロンが薬になるのかは、ちょっと謎だけど。