へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ごめんなさいごめんなさい・統計ソフトEZR・細胞小胞の数え方は?・加齢で起こる記憶力の低下の原因候補遺伝子RbAP48・iPSから擬似脳組織の作成に成功

恐ろしいことに、ふとTGN38とAlzheimerでググったら、
自分のサイトが二番目に出て来ました
超健康に悪い・・・すいませんm(_ _)mこんないい加減なブログで。
イメージ 1
なんていいふぃぐれ、そう、騙されずにたくましく育ってほしい、そんな願いの込められているブログなのです。ほんとだよ?
ああ、世に恥をさらしてるのだらうか、まぁいいや(軽い)

USBをまた洗濯機に入れて洗ってしまいました。
このUSBを洗うの3回めです。さぞ綺麗になったろう、データーも綺麗サッパリ流されたかといえば、結構大丈夫です。乾くとちゃんと使えますぞ

統計、いままでKyplotを使ってましたが、致命的にWindows8に相性が悪い、そろそろ違うソフトをさがさなければ。まぁじつは共用のもあるのでそこまで必要じゃないけど。
こんなソフトを見つけました、結構使えそう
Rというのはフリーで使われるグラフ・統計ソフトなのですが、それをとっつきやすくしたみたい。
また使ってみたらレビューでもします。

細胞内で出来るVesicleをImageJで数えたい、そんな私
動画を探したら、Tutorial載ってました、最初の30秒の間延びは許してあげて
楽勝で数えられました、こういうのがフリーで出来る時代は有難いものです。
だいたいのことはYoutubeのTutorialをみれば氷解ですな。

Scienceねた、さて。
そういえば、年をとると記憶力悪くなる、うちの母親なんて、
あんた~もうアルツハイマーかしら~、
いまどのくらいすすんでるのかしら~
もう、お前の後ろだよ

失礼、ついのりで突っ走ってしまった。うちの母親は、妖怪古屋でもなんでもないです。
ええい話がそれた、まぁ簡単にアルツハイマーかなぁって思ってしまうわけですが、じつはアルツハイマーと加齢で起こる記憶力の低下は別物かもしれない、そんな論文が出てました
Science translational medicine
どうも、年をとるとRbAP48というタンパク質(また48だよ)が脳の中で減ってしまう。
このタンパク質はHDAC(ヒストン脱アセチル化酵素)という、ゲノムの構造を制御する因子と結合し、おそらく遺伝子の発現を制御するタンパク質ですが、HDAC自体も記憶に関与することがシラれています。
確か新規環境下で、いろいろ刺激を受けた時に記憶機能が増強する、そこにHDAC2が関与するとかそんな内容。
イメージ 2

イメージ 3

今回の論文では、加齢とともに減ってしまう遺伝子を捜索中、RbAP48がヒットして、実際マウスでRbAP48機能を減らしたら記憶力が低下するし、逆に増やすと亢進するそうな。
彼らの主張では、Alzheimer病では海馬傍回の機能が損なわれるのに対して、加齢とともに起こる記憶機能の障害は歯状回なんだと
イメージ 4
ほほう、そんなに違うんどすか、(いい加減だ!)としか言い様のない三流科学者だったりします。
まぁアルツハイマーと違うかどうかはもう少し様子をみないとわからんでしょうな。

世の中恐ろしく進んでるなぁと思ったんですが、幹細胞から、簡単な脳組織を模倣した構造を作ることに成功してしまったそうです。うーん脳組織っていいものかどうか、モデルとしてはおもしろいけど。
まぁNatureなんですけど、じゃぁ、来週にヒトラーが復活するかというと、そこまででもなく、似てもいるが似てなくもあるという微妙な結果で、中心の細胞が死んでしまっていたり、脳を創りだすのはまだまだ難しそうはあります。でも可能性は感じさせる仕事ですね。
小頭症患者のiPSからは分化がうまくいかないなど、病気のモデルとして活躍しそうな雰囲気はアリます。
3Dプリンターでも使うと、うまく複雑な構造を作れたりするのかしら。