へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

魚釣りの日々・新種肉食獣ようこそ・低周波レーザー療法とアルツハイマー病治療・皮膚クリーム成分でパーキンソン病毒性の改善?・アルツハイマーとタンパク質合成の低下PERKはターゲット?

実家から戻って来ましたガックリ。
論文読むつもりで色々持って帰ったものの、あんまりそんな暇なかったり。
ずっと運転手と釣りをやってました。
釣りもあんまりアクティブではなく、ハエ(オイカワ)という小魚狙い
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大きめのウグイとかも釣れたりします。かかった時の感覚がたまらない
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瀬釣りで小さい時数十匹獲ったものですが、川が深くなって最近全然釣れませぬ
甥っ子にはカゴ釣りを薦めたら結構連れました。
さなぎ粉というのを練り込んで使います、ウィキはすごいなぁ、長年使ってたけど、蚕の蛹の死骸廃棄物をすりつぶしてるんですね。
こぼれた粉は蟻さんが楽しそうに運んでました。
カゴ釣りはそこそこ釣れる釣り方で、初心者の甥っ子も結構釣れます
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二時間で10数匹。朝ごはん代わりに二人でムシャムシャ食べました。

三日間釣りをして、結構真っ黒になりました。普段生白いから丁度いいです。
家に帰って、またガラスの仮面ですがZを見る日々です
もうあらすじだけ貼るね
11話】千のアカウントを持つ少女(7月7日放送)
「どうしたの!? マヤ…すごい熱…」「は、早くスマホを持ってきて…」 スマホを手に取るや否やマシンガンのようにフリックキーを操作するマヤ。急速に世界を席巻し、時としてとある国の政権をも倒すまでに成長したSNSに警鐘 を鳴らす問題作。マヤはデジタルの海をどのように泳ぐのか。
現代社会の病巣を鋭く描くどうでも良さ。ガラスの仮面である必要あるのか

新種の肉食獣が発見されたとか
猫とテディベアの中間のような顔立ちとか、猫好き前のめり、可愛い可愛い・・・?
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おおう諸行無常、干からびてしまうとは何事じゃ・・・
こちらを貼っておきましょう
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この動物べつに突然人前に現れたわけではなく、Olingoと言う動物と間違われていたのですが、いくら交配させようとしてもその気にならないので不思議がられていたら、レッキとした別種だったそうな

画期的なのかどうか未だに判然としないんですが、低レベルレーザー(LLL)を当てることで、アルツハイマー病マウスの海馬神経の生存性改善とか。
キワモノにみえるだろ、でもJNSなんだぜ・・・(おい)
いやいや、でも実はこれいろんな病気に使われているれっきとした治療、発毛効果や痛み改善効果とかもあるみたい。昔LEDで同じような話を聞いたことあるなぁ。青色ダイオードの光を当てておくと、何故か糖尿病末期の疼痛などが抑えられるとかそんな記事を見た覚えが(うろ覚えなので信用しないでください)
そのときは光を当てることでミトコンドリア酵素が元気になるとかそんな感じの説明でしたがLLLTがどうなのかな?
低レベルの侵襲性の低いLLLを当てると、海馬における栄養因子であるBDNFの発現が上がって、細胞死ににくくなるんですなぁ、なんでや。CREBの活性が上がるらしいけど。
こんな効果あったらOptogeneticsとADモデル組み合わせた時に影響出たりせんかなぁ。

CELLにパーキンソン病病因遺伝子PINK1の活性化をうまく誘導できる新たな基質(エネルギー)が見つかったという記事が載っておりました。ちょっとあたらしいか?
酵素を動かすにはATPという基質が生体内で電池のごとく使われているのですが、その修飾体でKTPというものも有り、スキンクリームなどの成分となっております。
変異型PINK1は活性が落ちるのですが、ATPの代わりにKTPを使うとあら不思議、変異型も元気に活性を持ちます。なんで?
PINK1の活性化により、Parkinもミトコンドリアに引き寄せられ、正常な代謝活動を行います(パーキンソン病ではParkinが働かなくなり、壊れたミトコンドリアが蓄積して発症という考え方らしい)。
KTPバンザイ(データ微妙な所もあるけど)
でも動物モデルとかで改善効果あるか検討していないのにCellかー
動物モデルが無い強みというかなんというか。まぁ現象としては面白いけどね。
ハエモデルとか線虫でやってみる価値はあるかも。ひねりたいけど

まぁなんともドラスティックなAD治療法の提示
Nature Neurosci
アルツハイマー病ではタンパク質の発現を促す、Eif2aがリン酸化されタンパク質の合成量が低くなっていると考えられるそうです。
タンパク質の合成は神経細胞における新規記憶機構の獲得(LTPの形成)に必要であることがわかっており、ADにおけるシナプス毒性の原因かもしれない
どうもアミロイドベータ毒性によりこのEIF2aのリン酸化が亢進するそうです、。
そこでこのグループはEIF2aのリン酸化酵素PERKもしくはGCN2をぶっ潰してやりますと、モデルマウスのLTPが正常に近い数値に回復することを明らかにしました、どっとはらい
おもろい。
まぁPERKにかんしては、細胞内にタンパク質が溜まりすぎた時に起こるUPRというストレス対処系の分子メカニズムのキーとなる分子なので、ここをターゲットにするのは難しいでしょうけど、アミロイド毒性の解析点としてはおもろいんではないですかねー