今、Guest editorにならないかというメールが来て、いつものSpamメールかとおもったんだけど、よく知ってるメソッド系ビデオジャーナルじゃん、え、ちょっと興味あるけど・・・
まぁ今そんな時間ないかなぁ。
最後通牒みたいなメールが来て、心が折れて(まぁそうするべきだったんだが)在宅勤務に切り替えることにした。
10万円を当てにして、在宅勤務に必要なものを揃える、Web camera、プリンター、ヘッドホンとか。
いやいや、給料減らんやろとか言われても困るわ、広島市長アホちゃうか。
生活が変わればカネがかかるんじゃい。
まぁ致命的にWeb環境が悪いんですけどねぇ、つぎに携帯Simかえるときに、Wifiが早いか検討してみようかなぁ。
VPNを大学のを引いてこなければならぬだろうか、ええい面倒な手順だなぁ、これ、とおもいながら、達成。
大学に住所移して住むほうがましかもしれん、このまえ寝袋買ったしなぁ。
実は僕は、仕事場のほうが充実した機器を置いていて、PC(つい自前で購入した)、ネット、コーヒーメーカーなど。
仕方ないのでコーヒーメーカーだけ引っ越しした。
Sirocaのコーヒーメーカーは手軽でおすすめ、やはり豆から挽くとうまい。
もう一つ怖いのは仕事のPCと趣味のPCが同じであるところ。
なんか誤爆しそうで怖いわ。
ノートパソコンのめっちゃいいの買ってもいいのかもしれんが。
処理しなければならない案件はあまりないけど、メールだけはいっぱい来て、目が回りそう、知り合いの先生は今日700件メールしたとか言っていた。
それは仕事にならんな、ナムナム。
僕はなんだかんだ結構仕事はあって、学振の書類と学生の投稿論文の添削をしてた。
まぁ自分が書くのではなかったら、実は結構楽しい仕事
ツッコミが性分なんじゃぁ。
10時間はたらいてーるけど全然ちゅーどくーじゃないよー♪
とか懐かしいMADを思い出してしまった、もう10年以上前、おお楽しき日々よ。
明日は論文と自分の奨励金書くかなぁ。アステラスは厳しいかもしれんが、暇だし。
モンゴメリーはほとんど持っている私だけど、実家に帰らないとない本もある。
ランタン丘のジェーン
Kadokawaの電子書籍があって、買ったんだけど、10Pで投げ捨てた、どうしてこういう翻訳になっちゃったのかなぁ。
ある意味今も読まれ続けている村岡花子って天才だったんだなぁ。
ジェーンは映画にもなって、面白くなくはないけど、うーん原作にスピリチュアルな要素をふりかけて、ジェーンか誰かが超能力を発揮してたような気が、混ぜるな危険。
ただ1巻で終わるから(モンゴメリは最後にこの続編を書こうとしてたらしいから、結構気に入ってたのかもしれない。)サクッとした読み物としては大変よろしい。
珍しく都会の鬱々とした情景から始まるんだけど、途中からプリンスエドワード島に舞台がうつり、世界で一番PE島が素晴らしいぜ、ヤホウ!というモンゴメリ節が冴える。
おお行きてーが、一人で旅行するのは嫌だから、多分一生いかない。
まぁジェーンは紛れもない成長物語であり、抑圧されていたジェーンがたくましくなるまでの物語。
珍しく父親がよく出てくる、一番のキーパーソンですな。
モンゴメリの話は大抵は女性のコミュニティ内で話が形成されていて、マシューも印象深い人間ではあるが、絡みがあるかといえば薄いかもしれず(だってアンの言うことをニコニコ聞いているだけだし)。
実はマリラのほうが、さんざん喧嘩のようなやり取りをするだけあって、アンの人格形成には大きく影響してそうな気がする。
まぁとまれ、ジェーンでは珍しく父親が出てきて、作家なので、ちょっと気分や、印象深い人物になっている。
なんで父と母が離れて暮らしているのか、ってところがキーとなるポイント。
若さ、若さがあかんかったんや、かなしい。
サイエンスネタ、もう結構深夜、12時間働いても全然中毒じゃない、そんな訳なし。
なんだっけ。
読み会で読んだこれはめちゃくちゃ面白かったな、さすがCell
Metabolic Control of Astrocyte Pathogenic Activity via cPLA2-MAVS
多発性硬化症は自己免疫疾患で、主には神経の髄鞘にたいする抗体の攻撃により脱髄がおこり、神経炎症が誘導される。
免疫系細胞が重要な働きを持つのだが、慢性化についてはアストロサイトの活性がキーを握ることがわかっている。
しかしアストロサイトがどうして活性化されるのか、そのメカニズムは不明であった。
今回
- モデル系・患者脳ではラクトシルセラミド(LacCer)の産生増加方向に発現変動が起こる
- LacCerはcPLA2と結合して、cPLA2のミトコンドリア移行、そのごのMAVSというタンパク質との結合に係る。
- cPLA2/MAVS形成により、NfKBの核移行性が亢進、アストロサイトが炎症方向に活性が進む
- cPLA2 /MAVS複合体形成により、MAVSと結合する糖リン酸化酵素HK2の活性が弱まる、そうするとミトコンドリアの呼吸鎖が非常にくるくる回るようになる。
- ミトコンドリアの呼吸鎖の回転により、Pyrvateがミトコンドリアに取り込まれ、消費され、アストロサイトが神経に供給する栄養因子Lactate産生量が減る。
- 結果としてLacCerが増えることが、アストロサイトの機能を変え、栄養因子の供給源としての機能低下、炎症反応の誘発へと傾け、病態を重くするようだ。
- LacCerの前駆体であるGluCerの産生酵素阻害薬であるMiglustatはゴーシェ病などの治療薬として使われているものだが、MSモデルの慢性化を治療できるかもしれない。
のようなきれいな流れが説明されていた。
論理的で、美しい流れ、ああ、Cell最高。
若干整合性が薄いデータが有ってもゆるせるわ。
面白い論文やった、まぁ他の神経変性疾患でもおうようできるのかな。