へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

でも探してやる・ALDに心不全の薬が効果?・タウを切って切って毒性が生まれる

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隠れるのにも理由があるんじゃないか、とかあんまり他人の事情ばっかり慮っても、しょうがない時もあります。
あんまり想像の羽を広げても、事情は違うかもしれないし、それでかえって疎遠になってもしょうがないし。
グッと相手の懐にはいる事も必要なのだ、多分。
出てこいウォーリーお前は包囲されている。
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く、その手があったか。
どこかの仕事机みたいだなぁははは`,、('∀`) '`,、
あの書類は何処に行ったんでしょうねぇお母さん、碓氷峠で落としたあの書類、どうでもいいか。

色々、色々、そう色々忍耐力を発揮しました、相手が頷いても理解しているとは限らない、特に学生は信用してはならない・・・まぁもう言うまい、あと二週間やし。

実験がドツボにはまったようにうまくいかない、どうなってるんだ。
仕方ないので、Bufferから全てを作り直すのでした、今日は早く帰るです・・・

先週のRWBYも面白かった、けど先生それを武器にしていいんですか・・・

さて筋萎縮性側索硬化症(ALS)が既存の薬剤で治るかもしれない、そんな話を読んでました。
Nature Neuroscience
どんなはなしだっけ(オイ)
ALSの病因遺伝子にSOD1という遺伝子の変異が知られています。
SOD1は運動神経に発現すると細胞死を起こすという作用の他に、最近細胞を守っているグリア細胞の機能変化により、通常の運動神経細胞をも傷害する、というような作用があることも知られていますが、なんでや。
ねむい、ねむいんだパトラッシュ。もう2時じゃないか何やってるんだ
だめだ、さむいからちょっと酒飲んでくる




なんだっけ、SOD1の変異を発現させたアストロサイトできらり強く光るリン酸化、その正体はベベンベン
αAdducinだった、なんやそれ。
ナトリウム/カリウム交換ポンプ(Na/K ATPase)と複合体を形成し、このタンパク質複合体の細胞表面への局在をEndocytosisの誘導を利用して調節しているらしい。
でSODの変異が入ると、Adducinの燐酸化・安定化もすすみ、交換ポンプも安定化、そうなるとアストロサイトの機能(普段は栄養因子等放出して、神経細胞の機能維持をしている)に変化が出てきて、炎症因子をガシガシ出すようになって(論文ざっと見だけだと本当にそれが原因かなぁとはおもったけど)、正常な運動神経も殺してしまう。
ミトコンドリアがどうとか書いてあった気もする、多分。まぁミトコンドリア万ざい何処の首都だっけ
どうでもいいけど美味しそうな名前だよね、ミトコンドリア
交換ポンプを半ノックアウトすると、症状改善及び、寿命延長(完全なレスキューではない)
ALS患者さんにおいて、交換ポンプ発現増加、うむ機能更新系は薬になりそうでターゲットとしては有望だ。
とくに実はこのポンプ、強心配糖体の一つDigoxin、心不全の薬ですなのターゲットで、この薬剤を使うとSOD1変異体アストロと共培養した運動神経細胞の細胞死が抑制されます。
ここまでやったんだったら、モデルマウスに投与したらいいのにとは思ったけけど、こういうお話は結構こケッコー面白いと思う。
うまいなエビスビール。

タウ、そうタウが切れるって話もあった。
ライソソームのAspargine endopeptidase活性は加齢とともに活性増加、タウが切断される。
どうもこの切断タウは毒性があるらしく、タウのリン酸化、凝集を促進するらしい。
FTDやADの治療ターゲットになるかも。
わたしー少しも眠くないわー♪だめださよなら。