薬のことを人に教えていても、がっくり来ている人が元気になるような言葉を言うのはとても難しい。
まぁ自分が元気であることしかできない気もする。
Try to be a rainbow in someone's cloud.
Thunderbolt fantasyの第3シーズンを見てた。
たまらん、すきやわ。
スイカみたいに人が真っ二つ、ひえー
ツッコミどころは無いことはないけど、人形劇の美しさ、活劇が楽しい。
シーズン2の蠍瓔珞は魅力的だった、惜しい人をなくした。
論文を弟子とかきあげて、共著者の先生に回す。
思っていたカードを全部集められたわけではないけど、書くのが面白かった。
まぁアーティフィシアルのとことんまで突き詰めた感じはあるな。
開き直ればモデリングとしてできることはやったけどお金のかかることはやってない。
iPS細胞はあったら結構強かったと思うけど、まぁ、これを書くのもちょっと人のせいにしたい気持ちが心にないとはいえんな。
カードを揃えられるというリーダー的な部分がどうしても欠けているところか。
脳脊髄液中のAβ42が多いほど認知機能が正常である、という今までのアンチテーゼのような論文が出ている。
https://www.thelancet.com/journals/eclinm/article/PIIS2589-5370(21)00268-6/fulltext
すなわち、脳内で凝集するAβ42は、本来機能を持っているAβ42を吸着しているのではないかとのこと。
治療として可溶性Aβ42を増やせば良いのでは、と、なかなか野心的な仮説である。
はーん、そうきたか、その発想はなかったわ、なるほどなぁ。
面白いけど、凝集を誘発しないでAβ42を補充するのは難しいだろうし、そもそも産生が増加方向に病態で増加方向に傾いているしなぁ。
まぁこれも補充しようとする防御機構なのか、おお、なかなかこの仮説は強い。
いうて検討サンプルはCSFではあって、脳内状態を反映しているとは限らない。
この仮説だとAPPノックアウトでアルツハイマー病になっちゃわないですかね。
これまでの考え方だと、脳内で凝集状態でトラップされているから、ずっと血中やCSFのAβ42が少なくなるとむしろアルツハイマー病でしょ、ということだから、従来の仮説で当てはめても実は矛盾しない。
まだAβ42がありつつ、凝集化しない生体内防御機構が大事な気はするな。