同僚の先生と話していていて、新しく出た論文は先生らしい論文で、といわれて、うーんどういうこと?と色々ふかよみはせんではない。
アピーリングってところで、まぁ瑕瑾もあるってかんじか。
もうちょい時間あったら、もうちょい分子論もつめたけど、ガタガタっとしているところもあるからなぁ
という自分の声が、ヒトの暗黙の評価という鏡に跳ね返っているだけかもしれない。
自分が他人が思っているんだろうなぁ、って思っていることは、だいたい自分が自分に思っていることだったりするんだろう。
某誌でレビューしていた論文(かなりひどい論文だったが)、雑誌を変えてP誌に載っていてちょっとびっくりした。
統計処理も最初していないような、ひどい論文だったが、掲載論文をちらっとよんでみると同じデータで統計が追加されていて、まぁ都合のいいことだ。
健全じゃないよね、基本的に。
相分離?だっけ、現象はおもしろいんだろうけど、人工的な条件下の現象を説明する、科学者によって都合の良いタームで使われている気もする。
なんかロジックがとにかく気持ちが悪く生理的に受け付けないってのが結構ある。
有名誌にのろうが、あの論文の評価はFだわ。
It is the time you have wasted for your rose that makes your rose so important
大学来てから担当していた弟子が卒業してしまい、なんとも気が抜けたような気分。
まぁグループの人数が多けりゃ違うんだろうけど、3人が2人はなかなか厳しい。
人としゃべるケースが純粋に減ってしまい、ボケるんじゃないかと心配になる。
博士論文の謝辞がめちゃくちゃ淡白で、こいつ関西人のくせに、のりが悪いなぁとおもっていたら、卒業するとき、私は破門になってもおかしくなかったとかオンオン泣くから、ちょっと困ってしまった、ネタにしかせんがな。
まぁ、5年前T大の私の先輩の研究室に移る!とか叫んだときは、コンニャロメと思ったもんだったが
ALSやりたいから!とか言ってたけど、その先輩ほとんどALSやってなかったし。
まだまだ、もうちょっとリサーチして飛び込んだほうが良いんじゃないかなぁと思うことも多いが、まぁ、ずんずん進んでいくのも良いのかもしれない。
なんだかんだ面倒を見る人間がいることが、人生に張りってものをもたせるもので、私にとってのゴールデンタイムでもあったのだろう。
ぶんぶく茶釜みたいな丈夫な急須をもらったから、大事にしないと。
元気を出すというか、仕事をしないといかん。
予定していた学会発表も終わり、夏までは新しいデータを出すことに集中せんと。