へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

文献紹介終わり・そんな暇はないけどラノベを読んだり

久しぶりに論文を読み込んで、文献紹介をやった。

いろんな論文を読むのもいいが、面白い論文を深く読むのも楽しいものだ。

本当に残念に思っているのは、自分が秀でているのは理解力とすでにある事象との整合性をつかむ論理力であって、想像力・実行力については2流の下ぐらいの能力しか持たないことだ。

分野の素晴らしさはわかる、サイエンスの分野の紹介はある程度のレベルで出来るだろう、だけどさらにそこを切り開いていく能力があるかというと、あまりうなづけない。

ずっとサイエンスで生きていると、そこの能力の欠陥は致命的に自分を刺すのだ。

そろそろ、もう一歩最前線から足を引かなければならないのかもしれない。

若手奨励金にだせなくなった僕はそう思わないでもない、現実的には、色々サイエンス以外の付加価値が自分につかないか考え出してもいる。

まぁでも面白いからなぁ、サイエンスは。

もうちょい、もうちょいと粘るんだろうな。

 

センター試験が始まっているようだ、去年は詳細は何も言えんが、修羅場ったが今年は平和なものだ。

先週、受験の話になって、弟子が浪人した-、センター失敗して第一志望いけなかったーなんて話をしているのを、なんの気無しに聞いていた。

ふと、まぁ失敗したけどそれが幸いしましたねーなんて言っており、ああ、まぁこいつは今結構悪くない人生を送っているんだなぁとおもって、なんか少しホッとした。

なかなか、なかなか教育って成果があるのか理解するのが難しいからなぁ

自分的にサイエンスで頑張ってることが、誰かのほんのりとした明かりになっているのなら、少なくとも無駄ではないんだろう。

 

さる事情?により研究室に行くのも億劫なので、久しぶりに家で休暇を過ごしている。

年末から少し本を買いすぎたかもしれない、CARDの支払いが思ったよりガッツリ来てしまった。

まぁボーナスで何かを買ったわけでもない、とかく僕は本にかけるお金が無駄だと思ったことはすくない(たまにまれに見る駄作を買うと落ち込むが)

専門書もかなり買い込むが、ファンタジーやSF、まぁラノベも結構好きなのでかなり読むことになる。

これが面白かったというのが、めちゃくちゃ気がひける題名だけど、これ面白かった。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった

最近頭悪い題名が多くて、だいたい頭が悪い小説が多い。

これもゲームの世界に入っちゃった、というテンプレ中のテンプレなんだけど、主人公のキャラが天真爛漫でかなり魅力的で、読んでいて気持ちが良かった。

もうちょっと展開をいじって、ゲーム転生じゃなくてタイムリープものくらいにすれば、万民に薦められる小説であったものを。

いや、まぁ展開はお約束でチープっちゃチープなんだ、主人公が好きになれるかどうかなんだろうなぁ

3巻くらいまで主人公の魅力で突っ切っているが、それ以降になると筆者が主人公好きすぎて、流石に、それ許したらだめなんじゃね?っていうところまで善良さが行ってしまうので鼻についてしまうのがちょっと残念。

 

かなり同系統だったけど(こっちの方を先に読んだ)これも面白い

ティアムーン帝国物語

これは上でいったようなタイムリープものとなる。

これも展開が読めるっちゃ読めるし、上のも合わせてご都合主義なんだけど、まぁエピソードの作り方が上手いわ。

万人に薦めてもいいんだけど、もう4歳位登場人物の設定を上げてほしかった。

じゃっかん作者の好きなものがちらっと垣間見えるのがなんとも、微妙だけど、主人公は結構好き

まぁ登場人物の優しさや成長がご都合主義な小説が最近多い中、頑張ってるんじゃないか。