科研費、書けんわーと叫びながらも、台風で外も出ないでやってたら、大体ページは埋まった。
図を作らにゃならぬが、基盤の方はまぁまぁ終りに近いかなぁと思い始めた
しかし、萌芽はなかなか難しい。
書いていることが悪いとは思わないんだけど、なんか論理展開に熱さが無いんだよな。
探索的研究と言うが、どのくらい新規といえるのか?
アイデアは新しいのか?
神経変性疾患では新しい気がするけど、ガンとかで使われてそうなので、エゴサーチじゃないけど、できるだけ勉強したりする。
終わる気がしないなぁ。
MDPIからなんか書きませんかというメールが1月に一回は来る。
レビューは書きたいと思ってたから、タダなら書いてみるかなぁ。
レビューがあるとIFが上がるから、論文投稿も増える、みたいなモデルみたい。
Journal数がめちゃくちゃ多い出版社で、このモデルはずっと続くんだろうかとちょっと思うけど。
まぁ老舗なら良いというわけでもない。
JBCとかあんまり読む気がしない論文が多くなってきたし。
学生時代は、朝来てPNASとJBCの新着を確認するなんていうアクティブな時代もあったんだけどなぁ。
感染とアルツハイマー病・パーキンソン病なんて話はずっとあったが、カロリンスカ研究所が、疫学的リスクを算出したらしい。
この論文ではADやPDのリスクは、何らかの感染症で入院したという経験により跳ね上がるようだ。
反復感染が更にリスクを上げるらしく、まぁ健康でいるのが大事。
面白い(面白がっちゃいけないのかもしれないけど)のは、ALSのリスクは上がったりしないことだ。
運動神経のほうが末梢に近いから、感染と関連しそうなのになぁと思ったりした。
考えられる可能性は幾つあるか?
- 中枢と末梢の免疫反応系には違いがある。末梢の白血球に対するミクログリアの違いや、炎症反応の進み方の違いが違いを生む?
- 運動神経と脳神経の機能の違い?
あんまり画期的なのは思いつかないな、まぁそんなのあったら研究するのか。
ALSは他の病気より若年性なんじゃないかと思ったけど、60~70歳が多いらしいのでそこまで変わらんかなぁ。
やはり怖いのはコロナの感染になるわけだが、やはり認知機能の低下を伴うらしく、激しい炎症というものが、脳に悪影響を与えることになる。
パーキンソン病はないわけでもないけどリスクというよりは悪化
まぁ当たり前といえば当たり前、Withコロナで長い気がしても、ほんの数年なので、リスクとしての評価はできないに決まっている。
どちらかというと、炎症反応という導火線が燃えているADやPDにコロナが風を送っている感じなのかな。