土曜日の夜はE誌のレビューを書いていた。
まぁレビューに回るのはわかる論文だったけど、仮説に引きづられて、他の事象が見えなくなってしまったというようなニュアンスを感じる。
欧米の有名ラボにありがち
ちょっと傲慢で、自分のデータを批判的に見られていない感じがする。
10時くらいから書き始めて、終わったときには午前4時だったから、下手な仕事より時間をかけて集中していたことになる。
起きてから推敲して、理不尽なものをかなり削ったけど、最終的にWordで5Pになってたから、ある意味愛。
もうたちの悪いラブレターでしかない、不幸の手紙か。
間接的な証拠だけで何か言おうとすると、膨大なデータ量が必要になってしまうので、なかなか整合性を取るのが難しい、この辺が問題だったんじゃないかな。
仮説は面白く、でもデータはシンプルに主張が伝わるように心がけたいものだ。
しかし、この雑誌は何回も僕の投稿論文をリジェクトしたのに、なんで査読なんてやってるんだろう。
良いように使われている気がするが、まぁどうせ査読をするならJBC以上くらいが楽しくて良い
今回の論文だって視点は面白かったんだ。
ハゲタカ的な雑誌の査読もしたことあったけど、基本的にシビアにしか読めない要領の悪さがあって、1、2回回されたら、以降は全く来ない。
扱いもめちゃくちゃで、レビュー文を自分の署名付きで回されかけたことがあって、抗議したこともあった
論文もレベルが低すぎて、全く旨味が無い。断ることも多くなってきた。
授業、月曜の朝にあるのがなにげに辛い。
土日に準備をする欲求にかられて、あまり心が休まらない。
今の科目は二年目に入って、色々喋りやすく改変したり、結構時間は取られる。
もうちょっと手間暇をかけないようにしないと、割に合わない、ってことはあるかもしれない。
授業自体は好きだけど、システム的に良いようにやれているのかは全く別なんだなぁと思う。
前学期ちょっと絞りすぎて、僕の科目を取る学生数が減ったのが、なにげにショック。
僕の授業ほど単位が取れる(取りやすいとは言ってない)科目はないと思うんだけど。