へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ちょろめ・Research gate過疎・まだまだ実験失敗中・ニトロ化にニヒルに・免疫グロブリン療法はアルツハイマー治療に有効かも・針と薬・癲癇のメカニズムにはカイニン酸受容体のSumo化が関わるかも

最近は専らchromeを使うことが増えてきた。Firefoxは最近空回りするんだよな-
あとChoromeはpubmed検索するとインパクトファクターF1000のスコアなど評価情報が豊富な
Paper linkという機能が使えるのが良い.
辞書ソフトもいれてみた
このソフトは医学用語も網羅してて良いと思う。

私用で書いていたややこしい書類関係にけりが付いて、ちょっと気持ちが晴れやか。
いまなら婚姻届でもなんでもサインするさ、さぁ持ってきなさい。持ってこれるモノならな、わーははは
そろそろ母親が泣きそうだから、このネタは封印せねば。

明日新居の鍵を受け取り、やっと新しい生活が始まるなぁといったところ。
色々何を置こうか考えるのは面白い(と言ってもそんなに広くないんだけど)
とにかく液晶テレビが楽しみですわ。あ、でも設置する暇有るかなぁ

ひさしぶりに、研究者のFACEBOOKみたいな機能をもつResearch gateを開いてみたら、VirginieがFollowしてくれていたのでfollowしかえす。
彼女の研究はもうすぐ出せるとこまで来ているとは思うけど、なかなか(元)Bossの所をクリアできないみたいだ。
でも綺麗なストーリーになっているから、大きな所には載りそう。
ついでにOBのページも探してみたけど、CSのページしか見つからなかったわ。

久しぶりにセミドライを行う。おおお、嫌いだセミドライ。
でも早い♪
ちなみにBris-tricineBufferを変えたらうまくいきました。
一方でWellが小さかったので二回に分けて入れようと思った僕は、一回目のサンプルを沈めている間、同僚の先生の机に「非天然アミノ酸蛋白質への導入」という論文を見つけてしまい、非天然アミノ酸の有効性について聞いていたら、もうサンプルが手の届かない所に行ってしまいましたわい。
早いぞTris-bicine、だいたい3倍くらい
はい、これが言いたいだけ。赤くもないのに。

Strooper先生のsecretaseのニトロ化論文、そろそろ読まなきゃなぁとおもってとりあえずAlzforum覗く
するとコメント欄に「ああ、綺麗なデーターさ、でも主張の大部分は昔から俺のラボが言ってたことだろ?なんでみんなさわいでるのさっていうかむしろおれのろんぶんよめよ」
って感じのコメント(ニュアンスはこんな感じで間違いない!)をみて笑ってしまった。
でも俺が俺が!っていって自分の主張をするのは研究者として間違ってないだろう。
この人がやってる他のコメント見ても、俺が一番!というニュアンスが垣間見られる。楽しい。

アメリカで大規模に免疫グロブリン治療(IVIG)の治験が進んでいるが、アルツハイマー患者に効果が有るみたいだ
これは免疫グロブリン(IG)をアルツハイマー病患者に静注(IV)するという治療法
アミロイドβとも結合し、その代謝を促進する効果もあるが、最近では脳内に記憶形成に関与する免疫因子(C5)とかを誘導するメリットも大きいと考えられているとのこと。
仕事減っちゃうけど、良い薬や治療法がみつかるといいなぁ

関連分野でないので有効性がどれだけあるかわからないが、鍼灸療法のツボに鎮痛効果のある薬剤を打ち込むと、かなり効果時間が長く効くらしい
このグループは鎮痛効果はあるが、神経移行性が悪く、脊髄に直接打ち込まなくてはいけないPAPという薬剤をもっていたが、鍼灸療法をヒントに、鎮痛効果のあるツボにPAPを打ち込むと、針を刺す鎮痛効果よりかなり長く持続する作用が得られたそうな。動物モデルって言ってるけど動物にもツボがあるのかしらひでぶ
いままで移行性が悪くて使えなかった薬剤も脊髄に刺すよりはツボに刺すのは侵襲性が低いみたいです。
古典的な療法というのも、決して時代遅れというわけでは無いみたい。

神経細胞の生存性を制御するキープロテインが見つかった!
という刺激的な表題の記事
なになに~どれどれ~とみてみた
SUMO
あー...
まぁカイニン酸受容体が基質であることは見ているからいいか。
Sumoというのは蛋白質につく小さな標識だと思ってもらいたい。
同じ仲間であるユビキチンについては蛋白質を廃棄工場に送って分解する標識として主に働いているが、Sumo化に関してはそれとは違った細胞内輸送を制御している場合が多いようだ
今回はカイニン酸受容体であるGLuK2はリガンドによる刺激によりリン酸化そしてそれに付随して起こるSumo化を受けて、その細胞表面への局在が変わり、神経の活動性を変化させることで細胞生存性を制御しているみたいだ。
カイニン酸の制御についてはわかっていなかったことも多かったらしく、今回シグナル伝達系がわかったことで、カイニン酸が関わる癲癇や神経細胞死について、新しい治療法の開発に役立つかもしれないとのこと。