しかし、血圧は下がり気味になってきた。
アミールは僕には効くのかも。
まぁ日本に帰ってきたからと言って全てがうまくいくとも思っていないが、ちょっと五月病気味かも
一日中パソコンで、ああでもない、こうでもない、とエア実験をしていたら気がくるいそう。
実験自体はそれほど悪いペースでもなく進んでいると思うのだけど、自分のやりたい所が今ひとつ最初の一歩がわからぬ。
気分転換に誰かに電話でもしてみようかしら
Cellの新着らしいが（流し読みだけど）面白そうな話があった。
日本では発売中止になっている抗鬱病薬に抗がん作用が有るかもしれないと言うお話
癌幹細胞（Cancer stem cell）というのがある、というか仮説として有るとされており、現状では有力な仮説らしい。
というのも癌細胞といっても一様ではなく、浸潤性の高い物、転移性の高い物、増殖性の高い物と色々あります。
これら多種の細胞をまとめてたたくのは難しく、癌根治を難しくしています。
このような性質の獲得は、組織の幹細胞が分化するように、癌細胞にも起源となる癌幹細胞があるという仮説が提唱されており、白血病では実際に癌幹細胞とされる細胞が同定されています。
この癌幹細胞を抑える事ができれば、転移、再発などを抑制できるためターゲットとして注目されています。
そこで癌幹細胞と通常の幹細胞のモデルとして、iPS細胞の悪性腫瘍的に育つ可能性のある物、無い物について検討、化合物でスクリーニングをかけて、どうもCSCとして育つ物のみ、自己再生を抑制し、正常な分化を促すことで癌を抑制する、と言う考え方らしいです。ちょっとややこいな
中枢性でないドパミン遮断薬（BBBを通らない）って結構有りそうですから、もしかしたらこう言うのが抗癌効果を持つのかもしれません。
といっても末梢性のドパミン遮断って副作用結構辛そうですけどね。
個人的には病は気からというか、気質から？というのも、案外有るのかもしれ無いと思って面白かったです。
どちらが卵で親鳥なのか？というのはわかりませんが
ちょっと抗体探しをしていたら、よく使うサイトでLabomeと言うサイトが日本語化されてました。
このサイトは抗体探し、DNAやsiRNAなどを各試薬会社を横断して調べてくれます。
抗体探しの使い勝手については一番良いと思います。
抗体について、遺伝子が有名な物はReview記事が組まれていて、どの抗体がどの論文に使われたか書いてあったりします（もちろん全てではない）。
ちょっとAPPを検索してみますか
ついでなので、もう一つよく使うサイトをあげておきます
抗体探しでは若干Labomeの方が使いやすいかなと思いますが、むしろその遺伝子にまつわる生化学的なキットとかが探しやすい気がします
さて、日本語で使いたい、もしくは日本円で比較したいと言うあなた、
そう言うサイトもアリます
Bioの買い物の方が使い勝手はよいですね。
ちょっと脳のcDNAを探してみましょうか
ただ日本で扱われている商品しか出てきません。
普通に化合物とか探したいときは、おとなしく下記のサイトでさがすが良かろう（大分疲れてきている）
普通の試薬
和光純薬試薬コム
ナカライテスクe-nakarai
やれやれ、誰得なんだろうこのサイト。
お互いお疲れ様でした・・・
