大抵はさっさっと忘れられるけど・・・
ああ、昨日のブログは抹消しようかしら。
まぁ「恥の多い生涯を生きてきました・・・」とかいってる名作もあったっけ、いつかこのブログも名作として出版!
されるまいな、というかされませぬよう
てくてく地道に走って、一ヶ月でやっと1キロ減りました。
血圧はあんまり変わらない。
多分動脈硬化で死にそうだなぁ。
走っていると色々東京の町の面白いものを見ることができるが、今日は昔テーラーだった店をみつけた。
テーラー山田(仮)とかいう看板がでていたが、ーが落ちてしまい、テラー山田(仮)。怖い山田(仮)
超どうでも良いですな。
いろいろへこむこともたくさん。
昨日素晴らしいFigureをつくってさぁおしまい、とおもっていたのに、欲を出してNegative controlを取ろうと思ったら、ネガティブがポジティブだったよ・・・
まぁ否定したい論文と同じだったと言うことで、顧みて、実験がうまくいっているとも言えるかもしれない。
前任者のFigureを見て、残留思念を感じ取ろうと格闘したが、わからん・・・
研究の方向性は自分で見ているつもりの物でいいのか、悩む日々だ。
結構アホだからなぁ
昨日のブログに書いたが日本の研究者が、日本人でNotch4のSNPが統合失調症の危険因子かもしれない、という論文をMolecular psychiatryに出していた。
なんと2チャンネルをみていて見つけた記事。
あるSNPを持っていると発症率1.15倍になるらしい、素直に1.15倍の差がわかるのが凄いな
微妙な差だし、この遺伝子群を持っていても必ず統合失調症になるというわけではないことは注意、この差を出せるくらい最近の技術は革新したのだろう。
参考にリンクした記事では「日本人の統合失調症に関連する遺伝子の発見は始めて」と書いてあるが、そんなこと無いんじゃないか?
Notch4は個人的に興味のある分子だったから、おもしれーって思っていたのだけど、実は日本人でも危険因子でしたよってことで、統合失調症との関連は10年以上前から言われていた、ありゃりゃなんだぁ。
いや大事だけど、記事で受ける印象と実情と大分違う
2001年にNature geneticsにぽんぽん論文が載っているやん。
世の中って調べると夢を無くすことが多いなぁ
Notch4自体はどちらかというと血管新生の論文が多く、神経発生については良くわかっていない、脳での血管走行に異常はないか、それともやはりシナプス回路に異常が出てくるのか?面白いテーマだとは思った。
ついでに最近統合失調症の危険因子ってどんなのでてるのか気になって、以前紹介したSZ geneを覗いてみた
燦然と輝くNotch4 (⌒⌒)4位。うーんうーん新しいのか??
ああ、申し訳ない。素直に賞賛するつもりやったのに。
新聞記事がわるいんや、福祉がわるいんや(転嫁)
論文ちゃんと読めばもっとすごさがわかるだろうか。でもゲノミクスは読むの辛いんだよなぁ
一番上のPRSS16って不勉強で知らなかったがセリンプロテアーゼと書いてある。
酵素って阻害剤とか作れそうだから俄然興味出てきたなぁ。暇なときにちゃんと勉強しよう
カルモジュリン系が結構有るので、カルシウムにより調節をうけるシグナリングが大事なのはわかる(もちろんおおざっぱな意見だけど)
DISC1、Dysbindinもちゃんとあって良かった・・・
面白い所ではアルツハイマーとも関連するAPOEなんかも順位は低いけど報告はあるみたい
神経の脆弱性、もしくは信号の伝わり方として共通な機構というのがあるのだろうか?
ああ、凄く脱線した。
ケタミンは速攻に鬱に効くという話が出てた。
また日本じゃ金庫に入れて保管しないと行けない強烈なやつが出てきたなぁ。
ついつい言及してしまった。
これもよく調べたら昔から有る話なんだよね
ただ鬱に処方される薬というのは実は即効性が無い物が多く、即効性のある物の模索はいつもされている。
特にケタミン投与により自殺したいという気勢を即時にそぐ(ちょっと正確な言い方じゃないかなぁ)があるらしい。
まぁNMDA系はターゲットとして狙い目と言うことかもしれない。
でもケタミンはちょっとというかかなりどうかと思いますので、このパスウエイからもっと中毒性の薄いものが見つかるといいですな。