へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

寒いひもじいもう死にたいの順番で・小咄1,2・RXR agonist-AD治療薬の幻・YeastでALSの治療薬を探すぞの巻・線虫もあなたも私もそんなに変わらないのです

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まったくだ。

日曜日のことだけど、大きな荷物を両脇に抱え、自転車にのった小学校低学年くらいの少年がひっくり返って立ち上がれないのに出くわした。
離れてたのでボーッと見ていたら、なんとか立ち上がり、
世間の風はつめてぇなぁ、こんちくしょう
って言って彼はどこかに立ち去っていきました。
少年の心に植え付けられた傷をおもってちょっとかんがえたけどあれはいちんちで忘れるな。

どうでもいいネタ第二弾
イタリア語っぽい言葉を話す外人(♂)二人組、二人ともこんな自転車にのっていました
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外国では見たことないタイプ。日本化してます
これこそまさにWhen in Rome, do as the Romans do.なのか。
さぁ脱力ネタまだまだ続きます(無理です)

今日は旧研究室で学会の報告会があったので参加してきました。
まぁ詳しいことは言いませんが、海外学会もやはり一年に一回は行きたいところですなぁ。
ちょっとした情報では、最近ScienceにのったRXR agonist、そう6時間でアミロイドがみるみる消えていくという評判の薬、誰も再現性が取れないそうな。
いやー余りにもドラスティックすぎて返って信じていたんだけどな
話半分でも少しくらい効くんだろうと思ったんだけど、世の中甘くない。
こっそり(と言うほどでもないけど)このアゴニスト買ったんだけどなぁ
せっかくだから後輩を誘ってご飯でも、っておもったらS木突然お腹いっぱいになって()断られました。
S木・・・いや僕は昨日の一人鍋を食べなきゃいけないんだった
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うまいんだけど、つくづくきつい。やっと半分くらいになった。

さてさてどこかの業界では超Yeast萌えしているReviewerがいるんだろうか?
ScienceにADリスクファクターのPICALAMがYeastに発現させたAβの毒性を下げるという論文をよんで憤激した(するなよ)ことがあるんですが、次はTDP43の番でした
おおうNature genetics
これ読もうと思って、ダウンロードまでしたんですが、帰ったらどこかに消えてました。
YeastにTDP43を発現させて、その毒性のモディファイアーを取る、ああ、ゴールデンスタンダード
まぁ取れてきた遺伝子も見るべき物はある
取れてきた因子DBR1はどうもRNAの構造を解きほぐす機能が有るらしく、DBR1が機能を失うと、細胞質のmRNAの構造がおかしくなり、mRNA結合性のTDP43が細胞質側にトラップ、すると核内でTDP43が悪いRNAを作ることが無くなり、毒性が緩和されるらしい。
ああ、細胞外への移行はレスキューと考えるんですな
仮説は面白いし、ほ乳類細胞つかってチェックしている当たりは好感
でもTDP43変異を入れて20%も死なない系で、RNAIかけて死ななくなりましたやほう、ていわれても微妙だなぁ
おもしろいけどうーんNature geneticsかしら
CNSはYeast大好きなのかなぁ。

さて色っぽいFigureを一つ。
ちゃらっちゃちゃらりーららら♪
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Bad sex. By quantifying the amount of time that worms took to complete several individual mating steps, scientists have demonstrated that individuals lacking the nematocin peptide have poor “reproductive efficiencies.”

・・・艶めかしいって言うか生だな。ぬるぬるしてそう
でも

Neurotransmitters Linked to Mating Behavior Are Shared by Mammals and Worms

ってはなしで、実は線虫もヒトも色々同じなのですよ-、そしてScience
OxitoninとVasopressinは種を越えて保存される、保存?のためのホルモンなのだー
へーいおまえらOxitoninとVasopressinたりてるー?(やけくそ)
と言えば立派なセクハラ、電車でOxitoninとVasopressinについて語ってはいけません
超ネタです。だってよむき無いし。