へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ワンだふる・メバチコモノモライお岩さん・パソコンやばい・B細胞の生存とSPPL2aの活性の関係自己免疫疾患の新たなターゲット?

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くどいんだけど、あまりの力技に思わず笑ってしまった。
喜びすぎだろ、いくらなんでも。どこから飛んだんだよ

ちょっとびっくりしたんですが、朝起きて、なんかメガネはめにくいなぁと思ったら、目が倍以上に腫れ上がっておりました。
免疫力低下著しいですなぁ。
何故か家にあったブロモックスとイブを飲んだら昼は割りと炎症が治ったんですが、また夜に来て目が重くなって来ましたがな(早く寝ろとも言う)
まぁ今週帰省するので、寝不足直しがてらゆっくり治すかな。

ミーティングのために、資料をパシパシ打っていたら、ノートパソコンがフリーズして焦りました。
久しぶりにフリーズって見たなぁ、最近のマシンって安定してますよね。
僕が修論を打っていた頃のマック(糞マックと呼んでいたものです)は止まるわ止まるわ。
バックアップ何回も取るからVersion数も半端ないです。
色々悲劇のもと(喜劇とも言う)になったもんですが。
もう完全に僕のパソコンやばくなってしまったので、仕方ない、とうとう買うかYoga13を・・・( ̄ー ̄)。

Meeting無事に終わりましたが、なんかFuture Planがいつも同じでいけません、とっくにやってもおかしくないのだから。
ああ、なんとか春には論文の形にしたいなぁ

Journal of Experimental Medicineをみたら、割りとよく知っている酵素のお祭り?をやってました。
同じ題材で3報、なんて偶然でしょう(棒)
まぁなんだろう、あれだよね、一本では弱いけど3本集まれば仲が良くて論文も通りやすい・・・
いや、別に談合とか言ってるのでは無いですよ、まぁある程度のところまで研究が進むと割合同業者には情報が来ますからね、結構こんなかんじで共存することも多いです。
まぁうがった話はこんな所で、酵素はSPP2Laという酵素でございます。
この酵素群はRIPと呼ばれる膜貫通領域のペプチドを切る働きを持っていて、一番有名なγセクレターゼという酵素アルツハイマー病に関与することが知られています。
膜貫通領域は脂質に囲まれているため、酵素による切断(加水分解というように、水が必要なのです)は特殊な機構(これがRIP regulated intramembrane proteolysis)と言うのです。
このSPP2Laのノックアウト、機能欠失型マウスについて非常に免疫力の低下することが明らかになり、抗体をつくるB細胞という免疫細胞がかなり少なくなってしまうことが明らかになったのです、じゃじゃーん
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まぁこんなかんじで、必要な抗原を持つB細胞が分化して生き残るために、CD74と呼ばれる膜タンパク質が二段階切断を受けることが必要らしいですな
かなり面白いです、まぁマニアックですけどね。
自分の知っている分子の知られざる機能とか明らかになるの萌える~って感じでしょうかねー
でも機能的にも生物って面白いなぁって思える、よくできた機構だと思いました。
自己免疫疾患とかでは、B細胞のセレクションって重要になるので、そういう病気のターゲットにならないかなぁということでJEM
おもしろいけど、どうでしょうね、調べる限りかなりSPPL2a発現ユビキタスです。
たぶん膜のお掃除機能にうまく生理的現象を載せたって感じでしょうか、まさにγセクレターゼとNotchの関係みたいに
でも久しぶりに萌えました、データはちょっとわからないところが多かったのでなんですが。
ホモログのSPPとかも免疫に関わっていたはずですし、このへんはまだまだおもしろいことが転がってそうです。