へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

気晴らしにすることは・パーキンソン病でAPPは減る?ADとのクロストークか・TREM2は脂質とAbe-taの結合を認識して貪食を促進するようだ

どうも調子が出ない時に、調子の出ないことをしてはいけないのである。
ここんとこ忙しい、俺ヒャッハーって実験しすぎてたわ。
完全に何かが擦り切れてた。
多分Cas9がいかんかったなぁ、最初の遺伝子がさくっと消えて、ワクワクっと色々思いついて、まぁ作業的に無理かなぁとおもったんだけど、やるなら今でしょ、もう古い?って感じでへいへい。
だいたい測定系立ち上げるのには成功したんだけど、本番の遺伝子組み換え変換がどんだけクローンとってもアカンくて、知らんうちに作業的にかなり自分のメモリを食い尽くしてたようだ。
まぁヒャッハーって楽しく実験してるようでも、ネガティブなデータが出続けてる奴はケアしてあげたほうがいいで。
しらんうちに、ストレスたまってるしなぁ。
そういえば、大学院時代もそんなことがあった、懐古編ミュージックスタート
いい曲や、テンション上がる、ところで何の話やっけ。
そうそう過去編、大学院時代、大昔やで。
そのころは、V・りーとか恐竜が闊歩してた時代やった、いまもおるけどな
私論文の校正のためにどうしても必要な遺伝子があって苦労していました。
今は素晴らしいクローン技術があるわけですが、その頃ベクターに遺伝子導入するなんて、ドツボにはまると全然進まなかったんやで。
先輩、今はT大の若き教授になったわけですが、T先輩にわたし言いました。
「T田さん!、30クローンとってもポジティブが無いっす、もう無理や」
「なにぃ、30クローンとってだめなら90クローン取るんだよ!」
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素直な私は90クローンミニプレップをして、だめだったので、もう90クローン・・・
はっ、ピペットマンが手から離れない!
ぶんぶん手を振っても離れない、焦る私、このままピペットマン星人になったらどうしよう。
そうすると、研究室のスミでそっと私の実験を見守っていた(手伝えよ)先輩が、やさしくユビを一本一本ピペットマンから剥がしてくれたのでした・・・お前を鍛えるためにやってるんやで。
ええはなしやろ? ウソやで

まぁ今日は早く帰ってちょい寝てました。細胞は結構捨てました、まぁ未来の為にやることは未来にやるんや(のび太理論という、彼実はメンタル強いよね。)
野菜炒めに、餃子をつけました、バラエティが重要なのです。
なんか気晴らしに、しょうもない楽しそうな事をやろう、そう思った私は、なにを思うか、艦これなんぞちまちまやってみました。
水上スキーアニメの正体はこれだった。
作業ゲーだけど、なにげに面白い。戦艦はロマンだよね。Windowsタブレット買おうかとちょっと迷いました。
やめたけど。
人生最初のコンピュータゲームが軍人将棋だった私、ミリタリー大好き。
キングオブキングスとかファミコンウォーズとかまたやりたいなぁ、とかいってたらキングオブキングスGというフリーゲームを見つけました。
ようやるなぁ。

アルツハイマー病の病因因子であるAPPこれがパーキンソン病患者やPDモデルの黒質神経で減少してるそうな。おう、面白い!って思ったらAPPは神経の金属イオン運搬して云々ってはなしで、おや?
おう、このグループは・・・
昔このグループの論文紹介したら、なぜか(いや知ってるけど)大先生が不機嫌(?)になった曰くつき、ああ三つ子の魂百まで、なんか読む元気はなくなった。
まぁ大分金属と結合してある程度制御、ってところまではあるかもしれないって気はする、だってそんな報告するグループ多いんだもん、全部同じグループ系統や無いやろな。
どうかな、APP減ってるけど、NOストレスでBACE1が活性化したんやろな、これくらいの現象ではたして生理機能を失う所までいくのか・・・

TREM2はアミロイドβと陰イオン荷をもつ脂質との結合を認識してミクログリアに取り込むって論文が面白そうです。
TREM2はミクログリアに特異的に発現していて、そのValiantはアルツハイマーを始めとする神経変性疾患のリスクになることがわかっています。
どうもTREM2の機能はもうひとつの原因因子Aβのクリアランスに関わるようで、こいつが機能不全になると、貪食ができなくなり、ミクログリアの活性化がなくなる代わりにAβ増える。
もう一つ重要なのは、脂質とAβの結合がTREM2が認識するのに重要(オリゴマー形成?)らしい
R42Hと言う変異体(細胞表面に行きにくくなるって論文もありました)でAβと脂質の結合を認識できなくなる。
うーむ面白い。5XFADは嫌いやけど。