へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

まんがのはなししかしない

はかなしや風にたゞよふ波の上に鳰のうきすのさても世をふる

週末からこっち、なかなかに心の折れるお話ばかり続きました。
ああ、まぁ大丈夫大丈夫、俺タフだから、実験いこーとおもい土曜日外に出たら電柱にぶつかって崩れ落ちました。
なんかボーっとへたってたんですが、ああ俺今へこんでるんだなぁとおもって、しおしおと家に帰って週末はずっとぼんやりしてました。
こんな時は結局本題を一時考えない方が良いみたいです、こういうの書くと同情をかってるのかなぁと悩むんですが、まぁほかに落ち込んだりする人の参考になるかもしれんし。
電子書籍で漫画を買いまくってひたすら読みまくってました。
わたしちょっと今サイエンス語りをする元気がかなりないので漫画のことでも描こうと思います。
ブログもやめようかと思ったんだけど、まぁなんか書いてたほうがしょんぼりしないで済む気がする。
こういう時にはなかなかいい漫画に出会えたりします、皮肉なことに。
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ひとには薦めづらいですが、かなり面白いです。旧海軍学校?の流れをくむ高校において、生徒会長の座を巡り青年たちが派閥を組んで虚々実々の駆け引きをしていくんですが、まぁ大真面目なアホナお話です。
主人公がすがすがしいほど腐ってて憎めない、でもあんまり生徒会長になってほしくないなぁ。
大義もないこういう人たちが政治家になったら今の日本みたいになるかもねって気にはなりました。

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いままで読んだバドミントン漫画の中ではかなり面白いと思います。
バドミントンもうまくなれる人、なれない人の差がかなり激しくあらわれるスポーツなんじゃないかな、とおもいますが、天才に振り回される感じがなかなか良くできていると思います、絵がきれい。
しかし団体戦どこ行った?

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個の力で勝ち上がっていく甲子園、という感じでしょうか。ラストイニングは監督が優秀でしたが、この漫画は監督がどうにも使えず、主人公の割と超人的な能力(まぁ超高校級だとおもう)で引っ張っていきます。もらった1000万円はおまけみたいなもの。

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かなりおもしろいです。設定が凝ってますし。
ただ設定が壮大すぎて、これ終わるまで僕生きてるのかなぁとは思いました。

サイエンス話はしないというはなしでしたが、以前紹介した漫画、医学の歴史をよみました。
絵は昔の学研漫画の域でかなり下手ですが、とにかく出てくる偉人たちのエピソードがとにかくひどくて面白い。
ジェンナーは息子に種痘の実験をしたけど実は失敗例だったとか、コッホとパスツールの科学界の覇権をかけた争いとか、北里柴三郎と東大との闘いとか、麻酔発見者の栄誉をかけた死闘とか。
ヴェサリウスのエピソードは強烈でした。
まぁいまだと倫理に反するようなお話が多く、偉人の多くはクズだなぁと思わざる負えませんが、医学研究のキラキラした魅力を感じて、ちょっと実験をやる気力が出てきました。

まぁなんとなく歩いてると向かい風が吹いているような気分にもなるんですが、できることをちゃんとやれるようにしようと思います。