がっかりしたことに論文はけんもほろろに帰ってきた。
ポジコン入れているのに入れていないと書いているとか、どう見てもそうでない画像群に過剰露光がある等、論文のレビューがやや悪意（というか不信感）があるなぁと思ったものの、その他は結局それを言われてしまうデータの弱さというものはあるかもしれない。
色々やり過ぎて、かえってレビュアーに論文の焦点がわかりにくくなっている、ということだろうか。
とにかく早く直して再投稿か。
いくつか申請していた奨励系もざっくり却下されており、ちょっとドツボにはまりかけている感はある。
後輩たちがキラキラ論文出すのに私は何やってるのか、俺は何々研で一番できないんや、等、心はダークフォースに傾く、まぁこれ書くってことはそうでないって言って欲しいって下心あるよな、さもしい。
死にたく、はないが、生きていたくないなぁと思う一瞬はあるな。
３年間何をしていたんだろう。
というプチ鬱をやってると能力低下につながる、まぁ学生と色々文章の直しとかをやっていたというのもあるのだけれど、出ようと思っていた行事に出席するのをさっくり忘れてしまった。
そして自己嫌悪で潰れるのである。
こういうのは悪いサイクルやな、やるべきことをして、くるくる仕事して、気分をよくしなければアカン。
さて、文章の直しというのもなんとなく感覚でやってるので、何故直したのか説明するのが難しい。
目立つのは
似たような表現がおおい、リダンダント
用語の統一の不徹底
その文章の要点が見えてくるまでの前置きが長過ぎる（読んでて飽きる）
話の流れがプチプチ切れていて流れが悪い（←この文章の欠点をあげよ）
前提（～がわかっていなかった）と結果（～がわかった）のかみ合わせが悪い
なんてのがあるわけだけれど（英語だともう少し変わる）、その他は言葉にしづらい。
というのもプロではないわけで、色々それを言語かするためにノウハウ本を読んでいたりする。
学会で見つけたこの本はためになる、まぁ文章書く奴は文章読むのが嫌いだから、これ読めって言ってもアカンだろうが
そういえば、論文校正の会社であるEditageがだしたこの本はオススメである。
もちろんえきすぱーとにはこれくらいの英語は軽々なんだろうが他のノウハウ本は読む気が無くなるくらいびっしり書いてあるのがイカン。
懐かしい名前の著者が出しているこんな本も見つけてしまった。
この子助教やってるんやなぁ、色々達人やな。
薬剤擬人化、まぁだれかやると思ったさ。
可愛いんだが、内容は無いよう。
いや対象が一般向けなんだろうけど、なんか説明が浅い。
まぁこんな感じのノートをつけるのも記憶的に良い気はする、細胞ががんばっている漫画とかあったし。
異国、ああ今日も星の夜
某学会に出て、久しぶりに関東に行った。
先輩にあったので、色々やりがいのあることもあるんだけど、異動して寂しいんです、と泣き言をいったら、
「それはお前が頑張らないといかんやろ」
と言われ、なんとなくがっかりしてしまい、がっかりした自分がうざいなぁと思ってしまった、じゃぁ言わなければ良いのだ。
さて人の相談というのは難しい。
ではどんなことを言われれば満足か、といえばわからなかったりもするけど、多分一呼吸共感と同情ってのが欲しかったのかもしれない。
頑張るというのは、重要なのだけど、大体相談というか泣き言をいう人が頑張ってないから悪いのか（まぁ他人から見て頑張ってないのかもしれない）と思わせがちである。
理系のヒトはだいたい何らかの解決を提示しようとするので、ただ話を聞いてもらいたい（相槌は欲しい）場合には不向きなんだろうなと思う。
と、先輩をあげつらうのであるが、もし先輩と私に相談をして、具体的な解決法が見つかるのは、やはり先輩のほうだろう。
このトシでどうかと思うが、新幹線では週刊漫画雑誌を読んでしまう。
笑ってしまった、頭のいい人達がお互いに相手に告白させようと策略を巡らす話。
ちょっとした共感はあるだろうか？
さて、頭を巡らせながら考えることは、あまりうまく行った試しが無かったりする。
策略よりは無策でも思いやりで行きたいものだが世の中そう甘くもない。
ちょっとめんどくさいやつをからかいながら、後ろで支える、そんな人生を送ってみたかったなぁ。
サイエンスネタ、はて
アルツハイマー病と関与するタウと記憶の関係やらがNeuronにでているみたいやね。
読めないから無いようは保留
