へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

可愛くはない私、かなしい・日課を作るか・病態特異的MicrogliaはRAPK1の活性化により作られる?

さて、物好きな私は台風の中運転をするのでした。
まるでバケツの中で運転しているみたいでしたな、せっかく行ったレストランも台風のため早じまい、私よりは賢い選択である。

さても信じられないことに、広島二連覇である。
小学生時代学習塾から、父の迎えで帰る車で、赤ヘル軍団爆発で優勝、そんな昔であった。
こんな時代もくるのか、東のエデンで大量資金を投入し優勝なんて、そんな冗談があったように思ったが、大リーガーやサラリーなんていらんかったんや。
俺の論文が出るのと広島優勝するのとどちらが早いか、なんて事ももう言えないのね。

少女漫画?っぽいですが、こんな漫画を読みました、なんで見つけたのか忘れた。
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てーまはよくある、怖い顔だけど心は優しくて、というお話、エンジェル伝説か。
波はないけど素直なお話ではあります。
本当に好きなものを好きだと言える時間は短かったりするからなぁ。
素直というか恥ずかしがらずに、I’d be happiest with you.って言えたら人生は楽しかっただろうか、ほんとうにそう思ってたことはあった気がするんだが。
どうもブログだと愚痴ってしまうのはやるせない。
ダメなことも考えてるのも私だけど、楽しいことだって考えているのに、愚痴ばっかり残ってしまうと悲しいなぁ。

ということで何か日課を作ってみるかと思い、昔の小説でも訳してみるかと思い立つ。
100年位前の英語のフォークストーリーなんかはKindleで安く落とせるし、著作権も終わっていたりする。
Oヘンリー(ショートショートの名手)、Jean Webster(あしながおじさん、Dear enemyが有名)、Eleanor porter(ポリアンナ、スウ姉さんが有名)、Gene Porter(そばかすの少年、リンバロスとの乙女が代表作)、あたりを落としてみました。
作風的には、Eleanor Porterが楽しそうな気がする。

サイエンスも進んでいるのである。
DAM!といってもべつにののしっているわけではない。
最近Cellで報告された、Disease associated microglia、つまりアルツハイマー病で特異的にあるといわれるタイプのミクログリア、まぁオリジナルは動物モデルを無理やり人に外挿したような印象だけど、ストレスを受けたミクログリアにおいてどのような遺伝子発現変化が起こるのかを詳細に解析した非常に面白い論文
さてその流れには乗るぜ、というかんじで、ミクログリア系のキナーゼとDAMの関連に焦点を当てた研究がPNASに。
RIPK1(receptor interacting protein 1 kinase)はですレセプターTNFRの下流に位置し、その活性は細胞死を制御することが知られていた
プログラム ネクローシスでネクロぷとーしす、まぁ細胞死も色々。話すと長くなるので割愛
じつはADでミクログリアへの発現が高く、先の論文のDAMマーカー(おそらく後期型のマーカーで、病態に関わっている?)CST7(シスタチン7)、CH25H(コレステロール代謝酵素)の発現にRIPK1活性化が重要であるようだ。
んーまぁ多分?
培養細胞系のデータはちょっと怪しいが、まぁBV2をミクログリアマーカーとして使う所に無理があるかも。
阻害剤、ノックアウト、この辺がAD治療効果がある、というのをモデル動物で示してはいるので、まぁ固いと言えば固いかな
若干DAMと無理やり合体したなぁって気分にはなりました、とってつけたような(失敬)流行りの融合はPNASっぽい。
RAPK1だけで十分面白いけど、行ってることは過去論文とあまりかわらなくなってしまうのかな?
ALSにも重要な因子のようですね。