図を含め、科研費の構成は大体固まった。
面白いとは思うけど、同じような論文がぽんと他グループから出てきそうな怖さはある、まぁでもこれが俺のやりたいことなんだという熱さは込めた。
事前講習では余り図を使うのは好まれない、とのはなしだったが、字ばっかりの書類って読んでて面白くないし、ガンガン使う方式で行くことにした。
削れる文章を徹底的に探している、手を尽くしわからせるのではなく、最小限の表現を模索するのが大事な気がする。
まぁとりあえずこれをアップして、事務方のチェックを受けることにする。
締切は10月末まであるし、アメリカでのんびり考えよう。
久しぶりにJREC-INという研究者就職サイトからメールがきたので、HPを覗いてみた。
就職関連・留学関連・それぞれに生きるスキルの育て方なんかが載っている。
稀だが、登録しておくとスカウトが来たりする(一回だけあった、今でもその先生には感謝、断ったけど)
協和発酵キリンが博士用に説明会をやってるみたい、まだ勢いがあるのかな
良う見ると、今教えてる子もそろそろ就職活動する時代なんやなと実感。
まぁ幸せに外に出してやらんといかん、博士系の就職は本気で勉強しなくては。
どっちかというと留学支援系かな、今必要なんわ。
論文をつらつら斜め読みしたりした。
PNAS読むのは久しぶり、以外に自分の研究と関連してたりするけど、思いついたこと全部やろうとするからあかんのやね。
神経炎症というのは、多分初期的には防御的に働くんだけれども、慢性炎症に変化すると、神経機能を損なうIL1βのようなサイトカインの発現を誘導してしまう。
免疫細胞の機能変化がソコに存在するのだけれど、どうもエンドサイトーシス因子TOM-1というのがその切替に関わっており、IL1β受容体の局在を変化させるらしい。
TOM1はADで減少すると、IL1ベータ受容体が細胞膜に増え、IL1β量も増加
ミクログリアの機能低下により、Aβクリアランスが下がるらしい。
免疫チェックポイント的なおもしろさかな、どうしてADで減少するのかわかってたらNeuronくらい行くのかもしれない。
3×TGマウスってどのくらいヒト病態を反映できるのかしら、ヒト由来サンプルが使えないと限りなく辛い