へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

新婚にあこがれる漫画・天使の漫画・双極性障害の方向で・抗体メーカのよもやま

こんな漫画を読んだ
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面白かった。
まぁ万一結婚することがあるとしても、多分新婚気分なんて味わえないような年にはなってしまったのかもしれない、ちょっとウラヤマな人生がそこにある。
受け身をやめたら、結婚する気にでもならんかな、と思って、紹介所の門をたたいたりしたが、まぁ全然面白いものではなかった。
みんな結婚一直線すぎて、自分が不真面目に思えて場違いにしか思えんわ。
ちょっと一緒にいて楽しい気分になったり、幸せな気分になるとか、ってのがあるといいんだけど、最近人と会っても何も感じない、俺はかなり偏屈なんやな。
これが年を取るということだろうか、まぁお金の無駄感が激しく、これにお金使うくらいなら、保険に使うかなぁ。
普通のヒトと同じことができないのは、いつも悲しい。

久しぶりに「エンジェル伝説」も読んだ。
名作やね、何回読んでも面白い(終盤はややだれるけど)

授業は相変わらず重く、仕事は降りそそぐ雨のごとく降ってくるわけだが、夏に比べるとずっと心持が楽になってきたのはなぜだろう。
夏にはもう死ぬ、今死ぬ、むしろ死んでる、とか言ってたような気がする、季節性うつなのかなぁ、でも冬のほうがひどくなりそうだけど。
あり得るのは双極性障害か。
北杜夫がかかったので有名な双極性障害だが、うつとそうの二つのフェーズが周期的に襲ってくるので家族は大変だったそうだ。
躁状態は本人は絶好調なんだが、後先考えず株やギャンブルにのめりこんでしまうなど、病的状態である困った病気。
双極性障害うつ病と関連が深そうに見えるが、かなり種類が違う病気で、統合失調症に遺伝子背景が近いことが分かっている。
名著(というしかないではないか)New 薬理学の第6版では双極性障害の治療に一部うつ病治療薬がかぶっているのだが、これはそう状態を誘導し、躁鬱のサイクルを早く回す場合があり、最近出た第7版(版がふるくてもNew薬理学)では、推奨されていない。
てんかん治療薬など、うつ病と違う薬物治療が必要なのが面白いところ。
双極性障害なら、いま結構元気だけど、気をつけねばならんということやな、漫画をバンバン買ってるしなぁ。

在庫の隅にあった少量のSynaptic systemsの抗体を使ってみたら、劇的に美しいブロットができたので、買おうかなぁと思って値段を見たが、そっ閉じ。
おお、良い抗体は強気だなぁ、95000はなかなかだせん。
まぁこの会社の抗体は鉄板である、あとCSTな。
凋落のサンタさんに出せない味、まぁサンタはガチャにあたると量だけはあるから一生研究できそうなんだが。
最近Proteintechという会社の抗体を試した見たのだけれど、たまにValidation怖いくらいやってるのがあって面白い。
αSynucleinを例にとると、Brain、Sy5Yのブロットから、各免疫染色までどんな風に見えるのか、19例書いてあるし。
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実験条件もほぼわかる。あるものは、Cas9でノックアウトした細胞での見え方まで網羅されていたりする
たまにデータ多すぎるときはF1000という論文にならない科学データが掲載できるサイトに登録されているし。
かなりバリデーションに労力を使っている印象(そうでない抗体もある)
別にかれらからお金をもらってるわけでもないけど、20ulの小容量で購入でき、大容量買う時も割引が効く等、けっこうサービスもいい気がする。
Validation済みの抗体を1つ試した見たが、怖いくらい内因性のバンドが見えた。
こんなにあったんや。
コスモバイオから、この会社の抗体評価のキャンペーンが流れてきたので、やってみることにした。
といっても、タグ抗体の類はWakoがかなりいいのを安くだしてるので使わんかな。

抗体はなかなか自分で作れないが、プラスミドは結構簡単に作れるようになってきている。
それに比例してかプラスミドの値段は年々下がっているように思う。10万円くらい平気でしたようなもんだが。

最近週末も学校に出ずっぱりで、流石に病んできたので、今週末は学校から離れてみることにする。
明日から広島旅行である。