へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

我が嘆きを聞け・レビューはたらい回しで・図書館の本を選ぶ・cDNAクローンを買うなら。

 

ちょっとショックな事があり、よそうしてたけど、まぁショックだったのだ。

河原で穴掘って叫ばねば、くっそーしごとがへらねぇ

コロナが悪い、コロナ滅ぶべし。

 

雑誌のレビューがよく回ってくるようになった。

流石に学期末で死にそうに忙しい

さけびたい、レビューっていいことなさすぎるんだけど。

断ろうと思ったが違うレビュアーを紹介してくれ、という項にウッと詰まってあきらめて承諾した、友達いないんや。

僕に回ってきたのは不幸の手紙方式なんだろうなぁ、サジェスチョンしそうな人たちの顔が3人ばかり浮かぶ、くっそ、友だちと思ってくれてありがとう(!?)

また3日でレビューしろとか言われるかと思ったら、むしろ〆切一ヶ月あってびっくりした。

どうしたんだ、普通のジャーナルみたいじゃないか(E社だからまぁ普通なのか)

 

たまにレビュアー5人目とかで、他の人も落とせ落とせっていってるのに、だれか落とさないといってくれる人を求めて回ってきたりするから困る。

落としちゃだめなら最初にそう書けというに、断るから。

ひどいと評価のRecommendにRejectがなかったりするからなぁ。

別にデータが足りないところまでは許せるけど、ちゃらんぽらんなデータでよくわからん仮説唱えたら、論文の体をなしていないのでRejectにきまってる

Reviseの余地なんかあるもんかい。

 

 

図書館の図書を選べという指示が回ってきた。

まぁ毎年やっていて、結構選ぶの好きなんだけど、流石に数十万円えらぶのはなかなか骨、希望クレクレと先生方にメールを回す。

今年は5万円位で勘弁してほしい。

本を買ったり、探したりするのはすきだったなぁ

もうちょい若い頃は休みって行ったら本屋巡りで最低3件回った、今ほどインターネットで簡単に本が探せた時代ではなかった

面白い本が見つかったら宝物のようだった。

新宿の紀伊國屋書店(だったかな)を半日かけて回って、中村屋のカレーを食べた日々よ、ああ、東京行きたいなぁ。

誰かの将来を決めるような心の一冊、そんなものを選んでいるのであったらゆかいなんだけど。

そこまで進路を決めるのに影響したわけではないけど、好きな本にファイマン先生シリーズがある。

https://www.iwanami.co.jp/book/b256254.html

サイエンスって面白いものだよなって思える一冊、物理学者だけど化学とかやってるし。

最初の奥さんの、アーリーンだったかな、と付き合ってるあたりが、エピソード的に楽しく、美しい。

ファインマン教授は何人かの人と結婚をするが、たぶん最初の奥さんが死んでいなかったらずっと一人を愛していたのではないかなぁ。

なかなか一度幸せをみてしまうと、それ以上がないとおもいがちなんだろうか。

 

最近仕事の都合上cDNAのクローンを探すことが多い。もらうことを考えないではないが、海外だとメールの返事が来なかったり、そもそも研究されていなかったりで難しいので、ビジネスライクに買うことが多くなっている。

若干MTAを取るのに時間がかかるが、

遺伝子材料開発室 (RIKEN BRC)

にはほとんど(全部とはいえない)の遺伝子が揃っていて、安価(9000円弱)で手に入る。

もう一回クローニングするのが面倒といえば面倒だが。

MTAがもうちょい簡略化しているのはダナフォーム、Rikenのリソースをいたくされているのかな。

理研だと学校ぐるみでMTAを取りに行くんだけど、ダナフォームは研究所ごと(買ったの昔なんで変わったかもしれない)という印象

当然手数料がある程度かかるが、それでも15000円からとなる、スピードをとるかどうかかな。

かずさDNA研究所もむかしからクローン配布に定評があったが、いまは完全に

Flexi ORF Clone - プロメガ株式会社

に移行している。

特徴的なのは同社のHaloタグと連携したクローンが多く、それらを利用した解析ができるところとなる。

ただお高いんでしょう、ってところで、価格は50000円~70000円くらいか。

発現ベクターとしては実はそこまで高くないんだけど、クローニングに時間をかけても良い、と思っている人向きではないかな。

ただ、ここのすごいところは、かなりでかい配列を持つ遺伝子のクローンもちゃんとあるところである。

LRP1の全長10631bpとかある(シーケンス済み)からなぁ、発現するんかいな。

でかくても同じ値段なのは好感、他の会社だと100000超えると思う。

 

昔はよく使っていたのはOrigeneという会社。

pCMV6に入っている発現クローンや、すでにタグが付いているクローンが多いのが特徴的

キャンペーンと動物種にこだわらなければ、それなりに安い値段で手に入る遺伝子はある。

まぁただ国内に結構使えるソースがあるのがわかっているので、だいぶ使わなくなった、有名だけど割高な印象。

最近はSino BiologicalABM

あたりで探すことも多い、このへんはフナコシか、COSMOBIOで探してみて、値段が安かったら買うくらいか。

Genscriptあたりも検索すると出てくるけど、うーん便利そうだけどコストはそれなりなので頼んだことはない、微妙に英語サイトが出てくるので使いにくい。

ただ、この会社はペプチド合成を頼むと、群を抜いて安い。