へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

論文著者の過去論文の信用性

I cannot eat, I cannot drink. The pleasures of youth and love are fled away. There was a good time once, but now that is gone, and life is no longer life.

ネガティブデータが出た、面白くなかったが、まぁ条件はわかったあともうひと頑張りしよう。

 

最近ダウン症候群の論文を集めてたら、こんな論文が引っかかった。

www.pnas.org

読んでみようかなぁと思ったんだけど、Abstractにintra-exonic junctionとあるのに気が付き、ん、この響きはなんか覚えがあるよ、とおもったらNatureのこの論文だった。

www.nature.com

神経内で遺伝子組み換えが起こるようなRNAが飛んで、APPにいろいろなバリアントができるというような話だったか。

まぁまずこれを読んだ時に、(正直良くわからなかったのだが)、仮にこの現象があったとしても、量的・質的に病態を左右するような範囲で発現するとも思えず、なんか証明不足な物足りない気持ちになったものだった。

Natureのエディターはよくこれ取ったなぁと思ったものだった。

有名な人がいるんだけど、結構話題性で採択するからな。

あとで、コンタミがあったのではという議論が巻き起こり、Alzforumが盛り上がっていた気がする、これか。

www.alzforum.org

ううーん。おれは反論の方に与するわ。

読む気がなくなったなぁ。

これはこれ、それはそれなのかもしれんが、人生は短く論文は多い。

信用できる著者の論文を読まねば。