細々とブログも書いてますが、なんとなく頼りなくそろそろ露に消え入りそうな気もします。
ご愛読(?)ありがとうございました。
まぁ弱ってるだけです、多分まだ書く。でもなんかよくわからん日常なんだよね
今いなくなったら3年くらい何もしなかった人生だなぁ、論文書かなきゃ。
寝不足がたたって、どうも動悸息切れ心臓痛が欠かせません。
心臓は鬼門な気がします。
むかしからグリアと神経可塑性には関連があると考えられていますが、今回サイトカインのような炎症伝達系に使われるシグナルをうまく使って、グリアをシナプス近くに呼び寄せているなど、脳の免疫機構と、神経のネットワーク形成には思ってもいなかったような関係があるようです。
なるほど、自閉症患者の話もかなりいい所をついているのかもしれませぬ。これからはグリアか。
J neurosci、水曜日ペシペシホームページを更新して、新しい刊が出てないかチェックするくらいには(愛読者?)有名な雑誌です、ちなみに他にはEmbo Molecular medicine、Science translational medicine、L clinical Investigationは結構ちゃんとチェックしています。
このへんは医療と結びついている記事が多くてわくわくするのです。
昔はPNAS、JBCわくわくして見てたんだけど、なんか最近すごく細かいテーマばっかりな気がしてなかなかちゃんとチェックできなくなってきたなぁ。
さて免疫炎症反応重要、一歩間違えると自己免疫疾患、そんな病気が多発性硬化症(MS)
さてMSはミエリン鎖を自己抗体がガッツンガッツン叩いて、神経が変性してしまうそんな病気ですが、この病気のキーとなる分子が発見されたかもというニュースを見ました。Nature Communications
血液凝固因子であるフィブリノゲンは血中にあるタンパク質ですが、ミエリン差の崩壊が起こるより前のMSの初期に血中から神経にリークしてしまう現象が起こるらしいです(モデルマウスの話です)。
という流れ。
そうするとBBBを保護するような薬が今後MSのターゲットになるのかもしれません。
今週のJNSは面白そうな話が多いです、とても読めん。
Soluble Aβ Promotes Wild-Type Tau Pathology In Vivo
APPのArctic変異という可用性の凝集体ができやすい変異をもったAPPの遺伝子導入マウスを解析しているのですが、キモは発現量を少なくしてHumanタウと同時発現させ、オリゴマー毒性がタウに与える影響を観察できるそうな。
しかし、表現型はやや貧弱貧弱・・・・もとい、ちょっと幽き認知機能の低下を示します。
そこでBACE1のヘテロノックアウトにするとAβがヘリ、オリゴマーヘリ、認知機能改善、良かった!
面白いんだろうか、結構ちゃんとFigure見たのに、今全然思い出せん
Amylinは面白いかわからんので、興が乗ったらまたこんど
アルツハイマー病病因物質であるアミロイドベータを産生するγセクレターゼ。その活性中心としてPS1、PS2があるのだけど、PS2で形成されるγセクレターゼを阻害しないがPS1を阻害する化合物MRK-560は副作用の原因となるNotch切断を抑制しにくいらしい、書いててめんどくさくなってきた、まぁマニアックな話ですな。
まぁマイナーなPS2が実はNotch切断のパイプレイヤーだったという驚きの人事、あなたが犯人です
になるのかはちょっと半信半疑ですが、結構前からこういう傾向があることは言われている。
これは結果が意外なので割りと面白かった。
なぜメルクの化合物をアストラゼネカの研究者が発表しているのかわからんが。友達だっけ
最近またγセクレターゼ阻害剤で、むしろAD患者の認知機能落ちるって結果でてるし、Notchをどう切断抑制を防ぐかとか分子機構がわかるといいなと思います。
PPARγの話もまた出てるけど、マイクログリア?がどれだけ活性化されてアミロイドベータを食べるかって話なのかな。
活性化したほうがいいとか悪いとか、なかなか混沌としてますね、まぁ読んでみるか
今日は無理なのでおやすみなさい。