へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

鍛えている耐えている・シーケンスにいくらかけるか・Anzaは魅力だけど

体がぷよぷよしてきたなぁということで、最近エアロバイクを漕いで、筋トレをするようになった。
最初腕立て伏せが10回出来なくて涙が出てきた、まぁヒトの体は鈍るものだなぁ。
といっても一週間続けてると、とりあえず40回1セットはできるようになり、なんだかんだ鍛錬は人をうらぎらぬ。
高校生の時は毎日4キロ走って、腕立て腹筋背筋30回3セットやっていたのだから恐ろしい。
今の理想はポコッとおなかをどうにかする事である、100回くらい腹筋しているのだけど、変わったのは筋肉痛くらい。
Six padにあこがれてちょっと値段調査をしたり。うーむ高いわ。

最近シーケンスをG社で行うようになった、これまでに調べていたシーケンス受託で最安の価格を言ったら、その値段でで特価になったので、いろいろ調べてみることもそこまで無駄ではなかったかもしれない。
これまでは1反応680円から500円、また8連サンプルでしか受け取りが無いのが、6サンプル以上なら無料等だいぶフレキシブルになり出しやすいレベルにもなった。
安いから悪いかというと、そうでもない、なんとなく日本の試薬の値段は惰性で決まりがちな気がする。
少しでも安くすまして、別の実験に使うのがベスト、コツコツためてPlate readerとか買ってみたいけどなぁ。

なんかのキャンペーンで、サンプル提供という話があれば、とりあえずもらってみるという、貧乏くさいことをしている。
最近Thermo Fisher社の制限酵素詰め合わせセットプレゼントってのに応募したら見事に当たったので、使ってみた。
もらったから言うわけでもないけど、Anzaという制限酵素のシリーズは他者にはない優れた特徴がある。
代表的な制限酵素(もしくはその代替物)を一つのバッファーで統一して使える所、そして、そのバッファーには色素等の付加がなされており、何も処理しないでそのまま電気泳動をすることが可能である。
まぁそのうち他社も追随するのかなと思うので、全部切り替えを考えたりしなけど、N社やT社で、制限酵素を二つ使うときに、Bufferはどれ使えばいいねん、と考える必要が無いのはハッピーな気がする。
制限酵素カットしていちいち色素入れるのも手間だしなぁ。
NotIあたりで価格を比べると、
Anza 500U 10600Yen
T社 500U 9600Yen
N社 500U 9000Yen
キレ味はAnzaが良いけど、値段の差は大きいかな、ほかの二社はキャンペーンよくやるし。

といっても最近制限酵素の使用量は大分減ってきた。
DNAの精製条件が悪かったりすると、カットしたものが見えなかったり、制限酵素自体がワークしなかったり、酵素によってはコストがかかるなどの欠点が多い。
最近はPCR酵素の方が圧倒的に安くなっており、Taqは雑草のように強く、かなりクルードなサンプルからシグナルを増幅できる、弱ければサイクル数を増やせばいい所が利点。
お気に入りはTakaraのEmerald、とにかく安くて強い、PCR終わってすぐ流せるし。
ベクターのチェックで制限酵素使うことは少なくなったなぁ。
最近似たようなのが増えてきたので少し比べたみた。
Takara EmeraldAmp® MAX PCR Master MiX 160回 6700
Toyobo Quick Taq® HS DyeMix 100回 9800円 (ただしHot start)
Thermo Dream taq 2x Mix 200回 12000円(もう少し安くなるかも)
Promega Gotaq 100反応 12000円(これも会員価格はあったように思う)
NEB Quick-Load Taq 2X Master Mix 500反応 36000円
うーんまぁ従来通りでいいかなぁ。