へのへの先生仮免中

やっぱ教授になるまで仮免中で行きます(なれるのか)、神経系の研究がメインです

ストレスはどこかへ・アルツハイマー病遺伝子リスク複数保持者の発症危険度と病態形成以前の血漿タンパク質変化?

まぁなかなか母親と喋るのが難しくはなってきた。

それでも色々教えられるものがあるとも言える。

だいぶなれたけど、全部見逃すか、全部怒るかになるので、できるだけ怒らない努力をしている、難しいが。

世界が真っ黒にはならないけど、なんとなく色を失っている様子はある。

 

ストレステストやらを教職員はやらねばならず、サクサクアンケートを片付ける。

なんとストレスがない状態みたいだけど、これは実は危ういなぁとは思った。

ギリギリのことをしなかったらストレスはかからんわけだし、すごく保守的になりかけてるのかもなぁ。

 

科研費もギリギリ、後輩を分担研究者でリクルートしたりちょこちょこ勧めて入るけど、書いては実験をやりたくなり、で不毛

多分今実験してもうまくいかないんだろうな。

 

ぼーっとPLOS Geneticsに載ってた、Polygenicなアルツハイマー病遺伝子リスク保持者における血漿タンパク質マーカーの相関?でいいのかな、そんな論文を眺める。

どうも言ってることがよくわからん難しい論文。

journals.plos.org

まぁ検出遺伝子が10あっても1%程度の罹患率上昇?

ちょっと読み方がわからんけど、率的には上がるけど絶対ADになりますよってほどでもない、どうも認知機能低下の進行度と結びつけたいようなことが書いてあったか。

リスクが高い患者の血漿サンプルにどの程度意義があるのかとは思ったけど、存外出てきたタンパク質が色々調べると面白かった。

議論には載ってないのだけど、リスクが高い患者のLRRN1濃度増大が多分面白い、BACE1の基質だったはずだし。

まぁこの論文を斜め読みして、僕が思ったようなことはこの論文の著者やお金のあるグループがやるのだろうから、もう2,3歩前を見て、さてやりたいことは僕の研究にひっかかるんですか?という所ではある。

思いつく実験は無いではないけど、今でさえ余計なことをやりすぎているしなぁ。